【講演レポート】兵庫県内の安全大会で作家・向谷匡史さんの講演会が開催


6月、全国安全週間準備期間に、兵庫県内の総合建設会社様が主催の安全衛生大会が開催されました。会の終盤に、基調講演として向谷匡史さんをお招きし、お話しいただきました。

講演テーマ『ヤクザ式 最後に勝つ「危機回避術」』

向谷さんは、元週刊誌記者で作家、空手道場館長、保護司、僧侶など多面的な活動をされておられ、著作は人間関係術を中心に、100冊以上!テーマはヤクザから仏教まで多岐にわたります。
今回は人間関係を含め、「危機と二人三脚」の日々をどう処するか。ヤクザという「ネガティブな存在」をヒントに危機回避という「ポジティブなノウハウ」についてお話しいただきました。

「ヤクザ」という生き方とは

ヤクザは日々を戦場として生きているそうです。敵対勢力だけでなく、今は暴対法も強化され、いつ撃たれるかいつ逮捕されるか分かったもんではありません。それだけに、彼らの「危機回避術」は命がけの日々を通して磨き抜かれたノウハウがつまっています。
さて、我々「一般人」の現代社会はどうか。昔は地域の安全の中に個々の安全が内包されていたそうです。いわば動物園の社会だった。ところが、今は個々の安全の延長に地域の安全があります。治安に限らず生き方も含め、ジャングル化した社会ー自己責任の時代が到来しています。

「対処」より「回避」

ジャングル化した社会は、一言でいえば自分の身は自分で護る社会です。問題はその「護り方」です。向谷さんがヤクザの危機回避術に着目されたのは、その危険察知センサー。彼らは、そのセンサーを研ぎ澄まし、そもそも危険に身をさらすような事態を事前に回避するそうです。火の粉は「払う」のではなく「避ける」ー「対処」ではなく「回避」。まさに君子危うきに近寄らずです。
最近、私は(今更ですが)周防正行監督が痴漢冤罪をテーマに作った映画「それでもボクはやっていない」を観ました。それでいうなら痴漢を疑われる前に痴漢を疑われるような行動を徹底的に排除する(両手でつり革つかむとか)といったところでしょうか。卑近な例ではありますが、その発想が身を護ることにつながるということでしょう。

日常生活における「危機回避術」

我々が普段生活する上でも、ヤクザの行動から学ぶことは多いようです。例えば、飲み屋のポジショニング、夜道を歩くときの注意、人ととすれ違う時など、実例を紹介いただきました。なぜ彼らがそのような行動を取るのか、そこにはトラブルの元を事前に避けるという本能のようなものが感じられます。

人間関係における「危機回避術」

ヤクザに限らず、危機の本質は人間関係にあるそうです。我々が生活する上で一番のトラブルの可能性を秘めているが人間関係で、特に会社では上司や部下など様々な人間が絡み合っているので、なおさらとのこと。危機を回避するという発想の転換が、会社で上司に重用される、あるいは部下の心をつかむ、といった方法・演出に繋がります。失敗も「報告の仕方」で失敗と思わせないで相手に伝えることができる、などビジネスだけでなく広く人間関係に応用できる内容が満載でした。

講演の前後に個人的なお話しもたくさんさせていただきましたが、新たな視点を知るだけでポジティブに物事を考えられるなぁ、と大変興味深くありました。

ビジネス、生き方、教育など人間関係に関連したテーマで講演会をお考えの方にお薦めの講師です。是非、コーエンプラス㈱オフィス愛までお問い合わせください。

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投稿担当:オフィス愛  営業 上田 晋司