講演会講師 さくらいりょうこさん 講演レポート・感想文
一般の方向けに開催された人権啓発講演会へ、オカリナ奏者のさくらいりょうこさんをご紹介いたしました。当日は、現地にて運営サポートもいたしました。
音とことばが交差する、心に残る講演
音楽と講話を融合させた唯一無二の講演スタイルは、聴講者の心を深く揺さぶる時間に。冒頭のオカリナ演奏では、空気がぴたりと止まったような静けさが広がり、聴講者の方々は一音一音に耳を澄ませ、音楽の持つ癒しの力を体感しているようも感じました。
絶望の先に見えた光、選び続けた“生きる”という道
若くして難病(※クローン病)を患い、将来への夢や希望を失ってしまった当時の心境や、その後の苦難の日々について率直に語られました。
何年にもわたる治療やリハビリの中で、自分にできることを模索し、少しずつ光を見出していった過程は、私も含め多くの聴講者にとって励みになったと思います。音と言葉に込められた想いが、聴く人それぞれの心にそっと寄り添い、明日を生きる力となる──そんな講演でした。
※クローン病とは、消化管に慢性的な炎症が起こる難病で、口から肛門までの消化管のどの部分にも炎症や潰瘍ができることが特徴です。日本では「指定難病」にも指定されています。完治は難しく、再発と寛解を繰り返します。
-書籍のご紹介-
『幸せを向いて生きる。クローン病を乗り越えた「選択」のチカラ』(星湖舎)
37年間、難病クローン病と向き合ってきた著者が、「どんな状況でも、自分で選び取ることができる」という強いメッセージを届ける一冊。病気や困難に直面している人はもちろん、人生の分かれ道に立つすべての人に勇気を与えてくれます。
弊社では、開催目的、対象者、ご予算など主催者様に合った最適な講師をご案内させて頂いております。
また、当日の講師の送迎や、現地での運営サポートもご希望の場合、対応しております。お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にお問合せください。
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さくらいりょうこさんは、医療・福祉関係者や教育機関、企業や自治体の人権・福祉研修の場など、心のケアや前向きなメッセージが求められるあらゆる現場におすすめです。
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