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2018年は世界人権宣言70周年!

世界人権宣言は、すべての人間が生まれながらに「基本的人権」を持っているということを、 初めて公式に認めた宣言です。

1948年12月10日、フランス・パリで開かれた第3回の国際連合総会にて採択されました。この宣言の中には、「自由権」と「社会権」がともにうたわれています。

・自由権:身体の自由、拷問・奴隷の禁止、思想や表現の自由、参政権etc…
・社会権:教育を受ける権利、労働者が団結する権利、人間らしい生活をする権利etc…

   

世界人権宣言ができるまで

近代的な人権宣言は、18世紀末の近代市民革命とともに誕生しました。

1789年のフランス人権宣言以降、それらの影響を受けて、19世紀から20世紀前半にかけてヨーロッパや米国で人権宣言を含む憲法がつくられました。

しかし、そうした宣言は、実際には一握りの人びとの権利を保障するものに過ぎませんでした。

ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺、日本によるアジアの国ぐにへの侵略、米国による広島・長崎への原爆投下…。

20世紀に入っても、人権はふみにじられ、多くの人びとが命を奪われました。

第2次世界大戦が終わると、その反省から国際連合がつくられました。

そこで、各国の代表者たちは、人権侵害を各国の国内問題として放置することが虐殺や戦争につながったことを認めました。

そして、世界の平和を実現するためには、世界各国が協力して人権を守る努力をしなければならないということが、 世界人権宣言によって明らかに示されたのです。

世界人権宣言のいま

2018年12月10日、世界人権宣言は採択70周年を迎えます。
しかし、この宣言は本当に生かされているでしょうか。

紛争や貧困、災害などで住む場所を追われた難民の数は、2017年時点で、第二次世界大戦以来最多となっています。

また、人権条約で禁止されているはずの拷問、奴隷制、人種差別、女性差別、無差別の虐殺などが世界中で続いています。

「人は誰でも人間らしく生きる権利を持っている」

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