藤井聡さん 講演会講師 レポート


関西経済をリードする有力企業の会長、社長、相談役の交流会において、京都大学大学院工学研究科教授・藤井聡先生の講演会が開催されました。

藤井先生は「報道ランナー」(関西テレビ)や「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(朝日放送)にもレギュラー出演中の人気講師です。

消費増税でどうなる日本経済!?

今回は「消費増税と日本経済の行方」と題して、現在、政府が消費税10%への引き上げを推進していることに対して異を唱え、増税にともなうリスクとなぜ「今」実施してはいけないのかを分かりやすく解説していただきました。

先生は「消費増税に対して全否定をしている訳ではない」、という前置きをされた上で 、デフレ状態にある現日本経済における増税のリスクを過去の統計や世界経済との対比を例にお話しされました。

衝撃だったのは過去20年の世界の経済成長率と日本のそれとの落差です。世界平均でいうとGDPは240%に成長しました(端的にいうと所得が20年で2.4倍に増加した)。世界一の大国であるアメリカのGDPも飽和することなく世界平均水準の236%にUP。中国に至っては1440%にUP!!そんな中、成長率が80%と世界で唯一マイナス成長だったのが日本。つまり20年で日本だけが、国民の平均所得が2割も減ってしまったということです。

では、その大きな要因は何か。遡ること22年前、1997年に施行された消費税の増税です。バブルが崩壊して、経済がガタガタの中、消費増税により、平成の大不景気時代に突入した、というのが大半の見方です。
先生は、これと同じことが繰り返されると強い警告をされました。

また、メディアがミスリードする国債の仕組みやデフレスパイラルの構造等を解説され、未来を切り開くための投資戦略を語られました。
詳しくは
『「10%消費税」が日本経済を破壊する』(晶文社)
『インフラ・イノベーション』(扶桑社)
などが参考になるかと思います。

藤井先生の講演は分かりやすい解説と気さくな語り口で大人気!

日本経済再生、デフレ脱却、地方活性などを経済に関する講演会におすすめです。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>藤井聡さんプロフィール

※ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。

投稿担当:オフィス愛  営業 上 田 晋 司


藤井輝明さん 講演会講師のご紹介


顔に病気や傷などを抱える人たちに対する偏見をなくしたい

海綿状血管腫という病気のため、大きなアザを顔に持つ藤井輝明さん。

人々の好奇の目に傷つき、数々のつらい目にあってきましたが、いじめや障害に屈することなく、現在は人権教育のために全国を飛び回っています。

今日はご自身のことを「歩く教材」と笑い飛ばし、「海綿状血管腫はぼくの宝物」と語る藤井さんをご紹介します。

差別や偏見の目にも笑顔を返すと穏やかな気分になれる

海綿状血管腫が原因で、幼いときから顔の右半分に大きなアザがある藤井さん。
そのために、幼いころはいじめっ子からひどくはやしたてられました。

しかし、藤井さんのお母さんは
「輝ちゃん、顔のことでいじわるされても、殴ったりたたいたりしてはいけないのよ。いじめっ子に対する最高の仕返しは、明るく堂々としていること。何事もなかったように笑顔で返しなさい」と。

いじめっ子は、過敏に反応するほど面白がり、ますます調子に乗るものです。
でも、わたしは決して聖人君子ではありません。20代までは、通りすがりの人から露骨にジロジロと顔を見られただけで、精いっぱいの怒りを込めてにらみ返していたのです。

転機が訪れたのは大学時代でした。
ゼミの友人や先輩に「きみは笑顔が素敵なのに、どうしていつも気難しい顔をしているの?」と言われたのです。

彼らのおかげで、幼いころに母が諭してくれた言葉が鮮やかによみがえってきました。それ以来、わたしは突き刺すような視線を浴びせられても、ニコッと軽く会釈をするようにしています。

相手は気まずそうに目を逸らしたり、キョトンとしていたりなど反応はさまざまですが、なかには笑顔を返してくれる人もいます。そんなちょっとしたやりとりだけで、わたしは穏やかな気分になれます。同時に、これまでは本当にもったいないことをしていたと反省しました。

いまでは「いじめはかわいそうな人がすることだ」と、心から思います。個性を尊重する気持ちが無いということは、人間としての“品位”を自分自身で下げていることになるからです。

そのことに早く気づいてほしい。そして、そのことに気づかせることができるのが人権教育です。

最初の一歩を踏み出せば、きっと「生きていてよかった」と思うはず

海綿状血管腫の患者さんは、全国に約2万人いますが、世間ではほとんど知られていません。まだマイノリティーとして認知されてもいない段階なのです。それは患者さん自身が家の中でふさぎ込んでいて、ほとんど外へ出ようとしないからです。

この病気だけでなく、障害を抱えている人は「外に出ると人から後ろ指をさされるんじゃないか」と不安でいっぱいだと思います。

でも、人と出会って話をして自分のことを伝えていけば、それだけで世界が広がります。それは本当に楽しいことですし、もっと学びたい、もっと世界を広げたいという欲求が湧いてきます。

お互いにふれ合い、感じ合い、理解し合える社会にしていく。
そのためにも勇気を出して、外の世界へ踏み出してみてください。みなさんがその第一歩を実現できるように、わたしはこれからも社会に向けてメッセージを伝え続けていくつもりです。

藤井輝明さんの講演は、ダイバーシティや、障がい者の人権、いじめ・虐待・不登校などをテーマとした講演にオススメの講師です。

是非一度プロフィールをご覧ください。

>藤井輝明さんプロフィール

※講演料・講師に関するお問い合わせはこちらのフォームもしくはお電話 06-6456-5666からお気軽にご連絡ください。 
ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。


島田妙子さん 講演会講師 レポート・感想文


島田妙子さんの講演終了後、聴講者の方から沢山の感想文をいただいております。その中から抜粋して紹介いたします。

  • 虐待をしてきた親を憎み切れず、許してこられた島田さん、すごいことだと思います。「許す」ってなかなかできません。辛い記憶、消すことできません。でも、過去を引きずっていたら、人生もったいないなって思いました。辛い思いした分、強くなれる。優しくなれる。そして自分を好きになろうと思います。
  • 虐待については見て見ぬふりはいけないと思いました。虐待している人を助けなければいけないというのは、すごく大事だと感じました。感情のコントロール、アンガーマネジメントの紹介も良かったです。もっと学んでみたいと思いました。
  • 「怒らない」のではなくて「怒り方」「叱り方」講座があるというのを初めて知りました。
  • 体験者の生々しいお話を聞かせていただき、改めて虐待について被害者加害者がなくなることができたらと思いました。
  • そんな経験をしながら、りっぱに子育てされ、起業されている島田さんの強さ、兄弟の絆があったからかと感じました。
  • また、介護の経験等とても身近な話題が聞けてよかったです。人との出会いが人生を変えていくことをつくづく感じました。想像でしかわからないことを、実際に体験された方からのお話しで聞くことができてよかったです。
  • 子どもに対する虐待や女性に対するDVに、心を痛めます。人権を守る大切さを多くの人に知ってほしいと思いました。
  • 大人の責任が子どもを守ることを痛感しました。子育て中なので子どもはもちろん自分を大切にすることこどもの自分も認めることをしていきたいです。相談相手がいることは大切だと思いました。改めて世話焼きおばさんになろうと思いました。
  • 被害者のことだけでなく、加害者にも目を向けて考えていこうと思いました。被虐待の話の中で、「お父さん、お母さんを助けてあげよう」という言葉が印象的でした。
  • 「虐待=怒り」というのは、とても分りやすかったです。6秒で怒りのアドレナリンが消せると分かって、よいヒントを得ました。今日のお話を家族にも伝えて、心して暮らしてゆきます。本当にありがとうございました。
  • 涙が出ました。お話感動しました。虐待はなくさなければいけない。虐待する人も助けなければいけない。どうすれば良いか考えさせられました。『愛でほぐす』という言葉が心に残りました。
  • 仕付け糸の話よかったです。どの子にも、私はあなたのことを信じている、何かあったらまかせておきと安心感を持たせてあげたいです。ありがとうございました。
  • 素晴らしい講演でした。できないことを叱るのではなく、できるようになったことを思いっきりほめる。愛していること、信頼していることをしっかり伝える。これからやっていこうと思います。
  • これまでに養護施設の子どもたちと一緒に過ごす機会があり、その状況を思い描き涙が出ました。ありがとうございました。虐待の対応で大切なのは、市民と行政が連携を密にすることだと思いました。まずは私にできることをやっていきたいと思いました。
  • 1才になるまで、可愛いと思ったことはなく義務感に子育てしていました。1年前に離婚。子どもは可愛いはずなのに、なかなかうまく関係ができません。叱るというより、言葉の虐待をくり返す毎日。今の私の不安を、“ただ、生きのびてみるだけ”でいいのひとことで気持が軽くなりました。教えていただいた、寝ている子どもの頭に手を置くことからはじめたいと思います。ありがとうございました。

* * *

島田妙子さんは一人でも多くの人に、親密な関係でコミュニケーションができる怒りのコントロール法としてアンガ・マネージメントの講座を開講し、皆が幸せな人生をおくれるよう積極的に活動を繰り広げていらっしゃいます。

島田妙子さんの講演は、人権講演、企業研修、子育て講演、虐待防止講演会などにおすすめです。是非一度プロフィールをご覧ください。

>島田妙子さんプロフィール

豆情報

ご存知ですか?「児童虐待防止推進月間」のことを厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、期間中に児童虐待防止のための広報・啓発活動など種々な取組を集中的に実施しています。

コーエンプラス㈱オフィス愛は、全国各地で開催される虐待防止問題講演会、PTA子育て、青少年育成講演会事業で島田妙子さんはじめ虐待問題の講師を紹介しております。


養老孟司さん 講演会講師 レポート


福岡県内の大学で養老孟司先生の講演会を開催しました。

今回は、大学生に向けて「情報化社会を問う」と題して、これまでの人生のご経験から、多面的な切り口で現代の社会問題をなどをお話して頂きました。

現代人が持った最大の能力「同じにする」

感覚で捉えるか、意識の中に持ち込むかで「違う」と「同じ」が発生すると語る養老先生。

同じものがいくつもあるというのと、1つ1つのものが全部違うというのは、
一体どこでどう折り合わせたらいいのでしょう? 実は、それは理屈じゃないんです。

例えば、今、僕の目の前に皆さんがいますけど、座っている席がそれぞれ違いますし、一人一人違うに決まっているんです。

それを今度は頭の中に入れてまとめて言うと、「人」なんです。
みんな違うにもかかわらず、それを「人」として同じにするんです。
私は、現代人が持った最大の能力が、この「同じにする」ことだと思うようになりました。

現代社会を生きていく上で最も必要な情報社会の「基礎」を分かりやすく話されました。

学生たちへメッセージ

言語という言葉にとらわれず、大学で何を学ぶべきか、未来をどう切り開いていくか、講演を通じて学生たちにたくさんメッセージを送って頂きました。

また、講演終了後、著書販売とサイン会をして頂き、たくさんの方にご購入して頂きました。

青少年育成事業、文化講演会、教育講演会におすすめです。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>養老孟司さんプロフィール

※ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。


高橋ゆきさん 講演会講師のご紹介


家事代行サービスのパイオニア

雑誌やテレビにひっぱりだこの家事研究家にして、家事代行会社のリーディングカンパニー「ベアーズ」の副社長・高橋ゆきさん。

女性活躍のために日々の暮らしをサポートしたい

24歳で結婚され、夫とともに香港で働き始めた高橋さん。
現地で就職もして「さぁ働くぞ!」と意気込んでいた数ヶ月後に、妊娠がわかります。

日本では妊娠すると寿退社が当たり前の状況で、
「きっと会社を辞めなくてはいけない」と不安に思ったそう。

そんな彼女に社長がかけた言葉は、
「妊娠おめでとう!子どもはみんなで育てて、
君は今より2倍働いて、4倍の成果を出していこう。
母として、女性として、これからもっと良い仕事をして欲しい」
という予期せぬものでした。

香港では、メイドさんが仕事と子育ての両立をお手伝いするという習慣があります。出産することを理由に仕事を辞めることは、日本のように多くありません。
だから社長は、そんな言葉をかけたのでした。

実際にメイドさんにお手伝いをしていただきながらの仕事と子育ては、とても楽しいものでした。そうして、4年の滞在を経て日本に帰国した高橋さん。

でも、メイドさんがいないなかでの仕事と家事、育児の両立は苦労の連続でした。

目の前の忙しさに、日に日に高橋さんの笑顔も余裕もなくなっていくばかり。
日本には家政婦さんがいるものの、高額なため利用できるのはごく一部の裕福層で、自分たちは手が届きません。

そんな現状を夫に告げたところ、「ないのであれば、僕たちが創ればいいんだよ!」と言われ、家事代行サービス会社『ベアーズ』が立ち上がったのです。

毎日がうまく回るお片づけと掃除

講演会では、高橋さんがベアーズを立ちあげたストーリーや誰でも簡単にできる時短家事のコツなどについてお話いただけます。

高橋さんのアイデアにかかれば、やる気スイッチON!
面倒なおそうじもみるみる進んでたちまちお部屋もキレイになります。

100円ショップのアイテムを使ってつくるおそうじグッズや、子供がなめちゃっても大丈夫なおそうじ術など、かゆいところに手が届くおそうじのコツが満載です!

ぜひ一度プロフィールをご覧ください!

>高橋ゆきさんプロフィール

※講演料・講師に関するお問い合わせはこちらのフォームもしくはお電話06-6456-5666からお気軽にご連絡ください。ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。