笑福亭鶴笑さん 講演会講師レポート


兵庫県内の地域総合センターにて、落語家・笑福亭鶴笑さんをお招きし平和講演会を開催。テーマは「国際交流を通して地上に平和、人々に笑顔」。

笑福亭鶴笑さんは1984年に六代目・笑福亭 松鶴(しょうふくてい しょかく)氏に入門。

1990年のニューヨーク公演を皮切りに、中国、イギリス、フランス、南アフリカなど世界各国で毎年落語公演を続ける国際派落語家としてご活躍され、2006年からはNPO法人「国境なき芸能団」の代表としてドミニカ共和国、カンボジア、イラクなど世界各地で国際交流や国際貢献にも取り組んでいます。

出囃子と共に登場して、まずは小噺から。来場者の心をあっという間に掴み、会場は拍手と爆笑に包まれました。

ニューヨーク、バンコク、上海、ロンドンなど、これまでの海外公演を行う中で日本と外国の笑いの違いや実際にあった面白エピソードをお話しいただいた後、寄席の色物「紙きり」と、「さて、さて、さては南京玉すだれ~」の音頭に合わせて南京玉すだれを会場の皆さんで手拍子をしながら楽しんでいただきました。

落語を色んな世代の人に楽しんでほしいという想いから生まれた、人形を使う「パペット落語」も披露。出てくる人形や小道具はすべて鶴笑さんの手作りです。

人形たちのと絶妙な掛け合いと、全身を使った熱演に会場は笑顔と拍手でいっぱいになっていました。

講演の後半では、実際に国境なき芸能団のメンバーイラクを訪れた際の映像を紹介しながら、「みんなが笑顔になれば仲良くなれる。身近な困っている人の話を聞いてあげるだけ、一緒に悩んであげるだけでも、心が救われて元気になりますよ。」とご自身の想いを語られました。

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笑福亭鶴笑さんは、青少年育成、PTA・教職員研修、平和学習、いじめ・自殺予防、夢・希望・チャレンジテーマにした講演や、学校公演・芸術鑑賞におすすめです。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>笑福亭鶴笑さんプロフィール

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