みき こうじ三木 康司
- 肩書き
- 株式会社enmono代表取締役
一般社団法人Zen2.0 - 出身・ゆかりの地
- 東京都
プロフィール
東京都出身。富士通株式会社に入社。慶應義塾大学にて政策・メディア修士号を取得後、博士課程へ進学、ITベンチャー役員を務めた後、事業悪化に伴いリストラされる。ショックから立ち直るため、毎朝の坐禅を開始。自分の心のケアと新事業のアイディアを坐禅を通して着想した経験をもとに、マインドフルネスを活用したイノベーション経営手法「zenschool」の提供開始。2016年1月「ガイアの夜明け」に報道される。
2017年9月、北鎌倉の建長寺にて日本初の国際マインドフルネスカンファレンス、「Zen2.0」を主宰、国内外のスピーカーを集め高い評価を受ける。当初4名で立ち上げた「Zen2.0」は、5年で、オランダのアムステルダム・鎌倉・米国サンフランシスコとつないだ、世界最大の禅とマインドフルネスの国際カンファレンスへと成長した。
現在では、鎌倉を禅とITの融合したマインドフル・シティにするために活動している。
2020年から、新型コロナ感染の拡大にともなって、メタバースの新規事業を、メタバース空間の中で考える新規事業講座「zenschoolメタバース」を開始、メタバースの中での新規事業構築に取り組んでいる。
主な講演のテーマ
1.「メタバース」とはなにか?世界の「メタバース」900兆円市場における新規事業の可能性を探る。
~メタバース歴史から未来展望まで~
「メタバース」が生み出された歴史的背景、要素技術、社会システムへの実装などをわかりやすくお伝えしつつ、既存の大企業・大手企業がメタバースを視野にいれつつ、どのようなビジネスのエコシステムの構築が可能なのかということを、世界的なメタバース研究事例と、メタバースの中でメタバースの新規事業の企画をする実践知をもとにして、わかりやすくお話しをさせていただきます。
株式会社enmonoでは、日々の打ち合わせだけではなく、顧客との対話もメタバースを用いて運用しています。これらの実践知をもとにして、これからメタバースにより世界のビジネスがどのように変わっていくのかということを、実際のVRでの経験を踏まえながら、わかりやすくお話をさせていただきます。
2.「アフターコロナイノベーション」コロナ後に起きるイノベーションの世界的大爆発の可能性
万有引力で有名なニュートンはヨーロッパにペストが蔓延していた間にとった18ヶ月での田舎での生活の間に、後に彼の3大業績と呼ばれる「万有引力」・「微分積分の発見」・「プリズムにおける光学的発見」を成し遂げた言われています。それとまったく同じイノベーションが、今回世界を襲った新型コロナウィルスの結果の都市封鎖の間に世界中で起き、それらのイノベーションが、インターネットを通じた対話からさらに交流した結果、世界規模のイノベーションが起きる可能性があることを、これまでのイノベーション理論と、インターネットを使った国際的なリモートワークでの経験や、国際的なカンファレンスをインターネットを活用しておこなってきた経験からわかりやすくお伝させていただきます。
3. リモートワークにおける効果的な組織のまとめ方
5年前からGoogleやSlack、Zoomなどの最新のオンラインのツールを活用して、鎌倉という都心からはなれた場所で、地元だけではなく東京や海外からのボランティアでスタッフ100人と共に、「禅とマインドフルネスの国際カンファレンス」を3度成功させた実績をもとに、オンラインでの仕事の進め方、組織のまとめ方、ファシリテーションの仕方などを、わかりやすくお伝えいたします。
4. 本当のイノベーションとは?~外部の情報に惑わされないイノベーションの起し方~
「本当のイノベーション」とはなにかご存知ですか?
それは、最新の技術、最新のビジネスモデル、最新のデザインなどそ外部の情報に振り回されることではなく、自分自身の中に眠っている、記憶や感情に基づく技術革新や新たなビジネスモデルが、「本当のイノベーション」なのです。なぜなら、外部にある情報をもとに生み出されたイノベーションは、もとの製品やサービスの影響をうけてしまうからです。その結果、生み出されたものは、どこかで見たような面白くないものになってしまいます。
私が体感したリストラを契機に始めた坐禅や瞑想から得たインスピレーションで、8年間の試行錯誤の結果、いままで見たことがない、聞いたことが無い、まったく新たなビジネスを生み出す手法をみなさまにお伝えさせていただきます。みなさまの製品開発やビジネスモデル構築の参考にして頂ければ幸いです。
5. 中小企業のクラウドファンディングを活用した自社製品開発について(中小企業経営者向け)
資金の不足している中小企業が、クラウドファンディングを用いることで、資金調達と販路開拓を行い、地元の支援者を集めて新規ビジネスを成功した事例を多数支援してきた実績に基づき、クラウドファンディングを用いた中小企業のイノベーションの方法についてお話しさせていただきます。
6. クラウドファンディングを活用した地域活性化について(地域活性化に関心のある方向け)
クラウドファンディングを用いて、日本の伝統的な地域しげんにスポットライトをあて、地域おこしを行ってきた経験をもとに、クラウドファンディングの地域活性化の可能性についてお話をさせていてだきます。
7. 『禅』を用いたイノベーション手法から自社製品・サービス開発について
日本大企業の多くの企業が革新的な製品やサービスを生み出すことができなくなってく苦しんでいます。その原因は「外」にある情報を参考にしたイノベーションをおこそうとしていることです。
かつてのソニーや、アップルのスティーブジョブズが重要視したように、個人の心の中にある「情熱」を禅を通して取り出し、そこから画期的な製品やサービスを生み出した事例をご紹介しながら、全く新たなイノベーション手法をご紹介させていただきます。本講座の模様は、2016年「ガイアの夜明け」でも紹介され、大きな反響を得ました。
8. マインドフルネスの潮流と企業経営にもたらす影響について(中小企業経営者向け)
日本初の国際マインドフルネスカンファレンス「Zen2.0」を主催者として成功させた実績をもとに、国内・海外でのマインドフルネスの最新潮流、そして簡単な瞑想ワーク、さらに、マインドフルネスが今後綺語の経営にどのような影響をあたえるのか、従業員の心の健康だけではなく、経営者の心の健康、そうしたイノベーションまで幅広く語ります。
著作紹介
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『「禅的」対話で社員の意識を変えた トゥルー・イノベーション』
出版社 : CCCメディアハウス -
『マイクロモノづくりはじめよう ~「やりたい! 」をビジネスにする産業論~』
出版社 : テン・ブックス