
Harold George Meij
ハロルド・ジョージ・メイ
- 肩書き
- アース製薬,コロプラ,アリナミン製薬,パナソニック社外取締役
サンリオ株式会社顧問
キューピー株式会社経営アドバイザリーボード
元タカラトミー社長 - 出身・ゆかりの地
- 海外
プロフィール
1963年オランダ生まれ。
日本語、英語、オランダ語など6カ国語を話す。ニューヨーク大学修士課程修了。
ハイネケンジャパン、日本リーバ、サンスター、日本コカ・コーラ副社長を経て、2015年にタカラトミー代表取締役社長となり、赤字経営から大幅黒字回復を成し遂げ、過去最高売上げ・最高利益を達成。
2018年に新日本プロレスリング 代表取締役社長に就任。海外進出に尽力し、過去最高売り上げ・最高利益を出す。2020年10月退任。これまでの経営手腕が話題となり、マスメディアに多数出演。
NHK「おはよう日本」「ザ・ヒューマン」「サラメシ」、テレビ東京「ガイアの夜明け」、CNN特集、TBS「Nスタ」コメンテーター、「がっちりマンデー」、活字媒体では「日本経済新聞」「東京新聞」連載、「日経トレンディ」「東洋経済」「PRESIDENT」「経済界」「中央公論」「週刊新潮」など。
第45回経済界大賞(2019)ではグローバル賞に輝くなど、経済界からの注目度も高い。
2022年から実施した講演会の一例
「プロ経営者による人の能力の引き出し方~求められるリーダーシップ~」
「日本のビジネスを世界へ ~大胆なトランスフォーメーションの軌跡~」
「ボーダーレスビジネス~ウイズコロナ時代のプロモーション~」
「リーダーシップに本当に必要なこと」
「~数々の経験から学んだ成功への秘訣 海外戦略に欠かせない3つの事~」
今問われる「企業の実力」「リーダーシップと組織力をアップしよう!」
「業績をV字回復させる秘訣」~マーケティング・組織・仕事術のすべて~
「~アフターコロナに必要なこと~ カスタマー・エクスペリエンス(CX)で顧客をファンにする」
主な講演のテーマ
マーケティング
『マーケティングは“売る科学”妥協のない商品を生み出すには』
『進化するマーケティング SNSからゲリラマーケティングまで』
「モノ消費」から「コト消費」へ、「所有」から「シェアリング」へ、「アナログ」から「デジタル」へ。消費環境が激動する時代に、物やサービスはどうすれば売れるのか。長く愛され続けるヒット商品はどうすれば生み出せるのか。
ユニリ-バ、サンスタ-、日本コカ・コーラ、タカラトミーなど数々の有名企業でマーケティングに携わり、「リプトン」や「GEORGIA」「いろはす」「リカちゃん」など、ヒット商品を次々と世に送り出してきたメイ。
新商品の開発・プロモーションだけでなく、低迷するロングセラー商品をてこ入れし、復活させるマーケティングのノウハウについても、惜しみなく語ります。
マーケティングの使命や楽しさ、喜びを知ることができる講演。
リーダーシップ
『新たなリーダーシップの到来』
『イニシアティブがとれるリーダーシップ』
『外国人経営者が考えるリーダーシップの在り方』
『日本企業に必要なリーダーシップ』
グローバル化が進む中で、日本の経営者に今必要なものは、組織を率いる強いリーダーシップとグローバルな経験・感覚です。
創業家出身や内部昇進、外部招聘など社長のタイプによるリーダーシップの違い、ボス型上司とリーダー型上司の違い、欧米型の経営と日本型の 経営スタイルの違いなどについて、外国人経営者ならではの視点で分析し提言します。
グローバル化
『真のグローバル化に必要な10の教訓』
『日本企業のグローバル戦略の秘訣』
2050年には日本の人口が約1億人にまで減少すると言われており、国内市場が急激に縮小する中、日本企業の多くは海外での活路を見出そうとしています。しかしそこには乗り越えないといけない壁が多く存在します。
ユニリ-バ、日本コカ・コーラ社といったグロ-バル企業と、サンスターやタカラトミ-などの日本企業で多くの事業を成功に導いてきたメイが、これまでの経験に基づき、グローバル化における日本企業の課題と、問題解決のために必要となるグローバルなスキル・人材について提言します。
トランスフォーメーション(変革)
『日本のビジネスを世界へ~大胆なトランスフォーメーションの軌跡~』
『業績をV字回復させる秘訣とは』
企業を取り巻く環境が刻々と変化する中、安定した 成長を続けることは容易ではありません。
組織の体制、社員の意識・モチベーション、ビジネスモデルの変革。技術の発展により、ライフスタイルやニーズが変化しても、企業が輝き続けるには、柔軟なトランスフォーメーション(変革)が必要です。コロナ禍において、環境が激変した今、組織内の変革は急務となりました。
経営赤字だったタカラトミーを、たった4年で最高益に導いたメイが、これまで実践してきたトランスフォーメンションの秘訣について語ります。
組織改革
『今の組織をもう一度見直そう』
『組織における適材適所』
『今の組織を見直そう:成果が出る人材育成・組織作りとは』
社員のポテンシャルが存分に発揮できる体制づくり、それが業績アップにおいて最も必要な要素です。
社内の組織は、スポーツのフォーメーションのように、最適な人材が最適な場所に配置され、優れたパフォーマンスを生み出す最強のチームになっているでしょうか。縦割り組織により、部署間のコミュニケーションや協力体制は阻害されていないでしょうか。昔作った子会社は、今も利益を上げて機能しているでしょうか。
日本企業及び外資系企業で、組織改革に深く関わってきた経験をもとに、組織内での適材配置、伝達力・結束力の向上、評価方法、 教育・研修、組織の効率改善について提言します。
CX(顧客体験価値)
『カスタマー・エクスペリエンス(CX)で収益をアップする』
コロナ禍を経て、我々の暮らしは変わり、新たな価値観やニーズが生まれました。
このような激動の時代に、顧客体験価値(CX)を高める経営が注目されています。
本講演では、CXの具体例やマーケティングの話など、今必要なことを幅広くお話しします。
防災・ボランティア
『消防の国際スタンダード』
『ボランティア活動で社会に貢献するためには』
メイはアメリカでの大学・大学院時代に、地元の消防署にボランティア隊員として入団。プロと同じ資格を取得し、レスキュー、救急、および消防隊員として活動。消防司令官として署の運営を担いました。
交通事故や火事、ハリケーン被害からの救出活動など、出動回数は1000回以上に及び、当時学業以外のすべての時間を地域貢献に捧げていました。
日本で就職後は、東京消防庁消防学校や消防大学校、各消防署でゲスト講師として、今後の消防・防災及びボランティア活動の在り方、消防の国際化、運営方法について講演を行っています。