
ぱく いる朴 一
- 肩書き
- 大阪公立大学名誉教授
摂南大学国際学部客員教授 - 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
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プロフィール
1956年、兵庫県生まれの在日韓国人3世。1980年、同志社大学卒業。1988年、同大学院商学研究科博士課程修了(商学博士)。1988年から1990年まで立正大学経済学部専任講師、1990年から2022年まで大阪市立大学経済学部に勤務。専任講師、助教授、教授、大学院教授を歴任。現在、大阪公立大学名誉教授,大阪大学大学院公共政策研究科招聘教授、概南大学国際学部客員教授。
「関西情報ネット ten」「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)、「関西ラジオワイド」(NHK大阪放送局)などの番組で、レギュラーコメンテーターとして活躍中。
著書に『在日という生き方』、『日本人と韓国人のホンネとタテマエ』、『僕たちのヒーローはみんな在日だった』、『在日マネー戦争』(以上、講談社)、『朝鮮半島を見る眼』(藤原書店)、『東アジアのポリティカルエコノミー』(長洋書房)などがある。
主な講演のテーマ
1. 外国籍住民の人権
2. 外国人労働者・移民受け入れの現状と課題
3. 2025年世界経済展望と日本のゆくえ
著作紹介
聴講者の声
■高等学校での講演聴講者の声
- 全校生徒の半分以上が韓国や朝鮮の人だとそれが普通と思っていたので、今日のようにわざわざ講師の方に来ていただいて、在日韓国人の歴史やいろんな想いを持っている人が居るのだということを説明していただくのがすごく新鮮でした。
- 朴さんの話を聞いてすごく考えさせられました。差別は絶対に良くないし誰も特をしないことだと思う。韓国人だからという理由だけで差別するのは一人の人としてどうかなと思う。私は一人ひとりが人種関係なく一人の人として見られたらいいなと思う。同じ人間なのに傷つけ合い争い合うというのは間違っている選択だと思う。もっと互いに分かり合い一人の人として見ていける社会になればいいなと考えている。朴さんの話は同じ韓国人として理解できたしもっと意見を日本中に伝えてほしい。日本からしか今まで視点がなかったので、次は韓国からの視点にも目を向け在日外国人の視野を広げたいと思った。
- 朴さんの話を聞いて、在日韓国人を差別する人がそんなにもいるのか!と驚きました。私が想像している以上に朴さんお話に出てくる人たちが在日韓国人に対して批判的でとてもかわいそうだなあと思ったし、本当の自分を隠して日本名を名乗りながら生きていくのは、本当に形見がせまく苦しいものだろうなと思いました。
- 朴さんのお話を聞いて、他の国々への理解を示してくれたらいいのになと思いました。国なんか関係なしに、すべての人間が安心して暮らせるような世界になっていってほしいです。
- 私はこの講演会を聞いて、自分の人権の問題を抱える人への接し方を考え直しました。私が差別をしなくても、社会制度や他の対人関係で特有の困難に遭遇します。私はそのことを念頭において、どんな人に対しても、その人自身を見て、考えて判断使用と思います。
- とても面白い講演でした。朴さんの実体験をもとに笑いもいれながら話されていたので聞きやすかったです。私自身も韓国、朝鮮人なので今までに何十回ほど在日に対する講演会に参加しましたが、今回の講演はどれとも違い新鮮で飽きることがなかったです。日本人として生きていく在日の人たちには、どうか自分たちのルーツだけは伝えていってほしいと思いました。
- 朴先生のお話を聞いて在日韓国・朝鮮籍について初めてちゃんと知りました。初めて知った事実はもともと少し知っていたことよりもずっと大きな問題で、難しくて、なくすことはできないであろうことでした。
- 今回話を聞いて、現状を知れて良かったと思います。自分自身もルーツを持っているのに親は何も教えてくれなくて、でも自分から聞く勇気もなく、なんだかモヤモヤとした気持ち悪さがあったけど、ちゃんと話を聞いてみて、知って、知ったことについて考えてみたいと思いました。
- 朴先生の言っていたように、自分にあったものを伸ばしていきたいと思います。