さいだ さとし齋田 悟司
- 肩書き
- 車いすテニスプレイヤー
- 出身・ゆかりの地
- 三重県
この講師のここがおすすめ
北京・リオデジャネイロ パラリンピックにて、銅メダルを獲得された齋田悟司さん。
車椅子生活となった後もなお、挑戦し続ける精神力やその考え方から、多くの学びを得ることができます。チャレンジする大切さを再確認させてくれる講演です!
プロフィール
1972年生まれ、三重県出身。12歳の時に骨肉腫により左下肢を切断、車いす生活に。1996年のアトランタ大会から6大会連続でパラリンピックに出場。2004年のアテネパラリンピックでは国枝慎吾選手と組み男子ダブルスで金メダル、2008年の北京パラリンピックでは男子ダブルスで銅メダルを獲得した。2003年には国際テニス連盟(ITF)選出の「世界車いすテニスプレイヤー賞」を日本人選手として初受賞するなど、日本を代表するトッププレイヤー。2016年、自身通算6回目のパラリンピック出場となったリオデジャネイロパラリンピックにて、国枝慎吾選手と組み男子ダブルスにて銅メダルを獲得した。
主な講演のテーマ
1. 行動する勇気~世界への挑戦 夢を実現するために必要なこと~
12歳の時に骨肉腫により左下肢を切断し車いす生活となり、幼いころから抱いていた野球選手の夢をあきらめざるを得なくなりました。しかし、何かスポーツをやりたいという気持ちは失わず、ある講習会に参加したことをきっかけに始めたのが車いすテニス。当時は車いすテニス自体の認知も低く、練習場所探しにも苦労する日々。そんな状況の中でも目標をもち競技に打ち込み、1996年にアトランタオリンピックの舞台までたどり着きました。その後も世界への挑戦の姿勢を持ち続け2016年リオ大会まで計6回のパラリンピックに出場し、金メダル1回、銅メダル2回獲得するなど第一線で戦い続けてきました。
車いすテニスの競技のことについてや、世界を相手に戦い続ける信念や挑戦する勇気、夢(目標)を持つことの大切さや困難の乗り越え方など、自身の経験を元にお伝えします。
2. 2020年に向けて~パラ競技の現状~
2020年に向けてスポーツに対する関心がどんどん高まってきています。日本の車いすテニス競技の第一人者として、27年間の競技生活を通じての様々な国・地域での大会での自身の経験と共に、2020年に向けての日本におけるパラ競技の現状や問題点、期待することなどについてお伝えします。