あきやま まさこ秋山 正子
- 肩書き
- 株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション統括所長
暮らしの保健室室長
- 出身・ゆかりの地
- 秋田県
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現在、日本で在宅で亡くなる方の割合は2割以下、約8割の人は病院で生を終えます。でも、できれば住み慣れた自宅で、できるだけ長く過ごしたい、と考える人は決して少なくありません。地域で20年以上前から訪問看護を実践している、秋山正子さんの講演では、重い持病を抱えていても、配偶者が寝たきりでも、1人暮しの人が、その人らしい生活を保ちながら最後まで自宅で生きることを選んだ人たちをご紹介しながら、在宅医療や訪問看護の世界からできることについてお話いただけます。また、在宅の生活を充実させる生活ケアの方法も満載です。
プロフィール
秋田県生まれ。1973年聖路加看護大学卒業。関西にて臨床及び看護教育に従事。実姉の末期がんの看取りを経験時に、在宅ホスピスケアに出会い1992年から東京都新宿区にて訪問看護を開始。2001年母体法人の解散に伴い会社設立。
現在(株)ケアーズ代表取締役、白十字訪問看護ステーション統括所長として、新宿区及び東久留米市にて訪問看護・居宅介護支援・訪問介護の3事業を展開。
2011年、高齢化の進む巨大団地に「暮らしの保健室」開設。
2015年、四谷坂町に看護小規模多機能(複合型)「坂町ミモザの家」を開設。がん患者と家族のための相談支援の場、マギーセンターを東京にとNPO活動を展開し豊洲に2016年10月オープン。センター長就任。
受賞歴
2009年11月 社会貢献支援財団「平成21年度 社会貢献者」表彰
2012年4月 第8回ヘルシー・ソサエテイ賞
2012年11月 第6回「新しい医療のかたち」賞(医療の質・安全学会)
2016年12月 ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017 チーム賞
2017年度グッドデザイン賞特別賞受賞(暮らしの保健室 地域づくり賞として)
2019年 第47回フローレンス・ナイチンゲール記章受賞
2020年 第72回保健文化賞 個人 受賞
役職等
株式会社ケアーズ代表取締役 白十字訪問看護ステーション統括所長
NPO法人白十字在宅ボランティアの会理事長
認定NPO法人maggie’s tokyo 共同代表・センター長
新宿区介護サービス事業者協議会副会長 東京都在宅療養推進会議委員など
元厚労省がん対策推進協議会委員
主なメディア出演
2010年3月 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
2014年9月 NHKスペシャル「新宿“人情”保健室」
主な講演のテーマ
1. 地域包括ケアの中で広がる看護職の役割
2. 在宅ケアのつながる力~在宅現場の地域包括ケア~
3. がんになっても自分らしく生活するために
4. どんな時でも命は輝く~最期まで暮らし続けられる地域を目指して~
5. 最期まで「いのち」を「生きる」とは。