
ひぐち ゆみ樋口 ミユ
- 出身・ゆかりの地
- 京都府
この講師のここがおすすめ
演劇をするときにもっとも必要なことはコミュニケーションです。演劇の手法を使ったワークショップは、チームビルディングに最適です。また、新人研修など、緊張を取りたい時、間柄を深めたい時にもおすすめです。
プロフィール
19歳で劇団Ugly duckling旗揚げ以降、解散までの劇団公演32作品の戯曲を執筆する。
劇団解散後は、東京の座・高円寺劇場創造アカデミーに編入し、佐藤信に演出を学ぶ。
その後、個人ユニットPlant Mを立ち上げる。
Plant Mは自身の創作活動をしながら、演劇が持つ力をより多くの人に届ける活動も行なっている。 子どもたちや高校生へのワークショップ。
聾者のための舞台手話通訳公演を愛知の穂の国とよはし芸術劇場とともに創作。また市民劇の演出も担当。
大阪西成区では、単身の生活保護受給者たちへの演劇ワークショップを積み重ね、希望者と一緒に演劇公演を上演。
視覚に障がいを持つ役者、中川圭永子とともに、瞽女の物語を一人芝居にして上演。
また、沖縄と日本の架け橋になりたいと願う役者、谷ノ上朋美の一人芝居の作・演出を担当。
2024年から、地域創造が手掛けるリージョナルシアターの派遣アーティストとなる。リージョナルシアターとは、演劇の手法を用いて、地域課題に取り組む試みである。市民へのワークショップや、小学校へのアウトリーチ、職員へのインリーチなどを手掛ける。
受賞歴
1999年 3月「深流波~シンリュウハ~」で第7回OMS戯曲賞大賞を受賞。
2000年 3月「ひとよ一夜に18片」で2年連続、第8回OMS戯曲賞大賞を受賞。
2012年 6月 第38回放送文化基金賞受賞ラジオドラマ部門「飛ばせハイウェイ、飛ばせ人生」
2017年 2月 大阪市文化祭奨励賞 女優の会 「あたしの話と、裸足のあたし」の舞台成果
主な講演のテーマ
「考える力」「問いを立てる力」
演劇の手法を使ったワークは、想像と創造性を豊かにします。本来は、それこそが生活や仕事の土台でした。想像と創造性が乏しくなった現代だからこそ、観るための演劇だけではなく、自身が体験することが重要となります。
セリフを言ったりする「演劇」をするわけではありません。あくまで演劇の手法を使った人材育成です。