さとう ひさお佐藤 久男
- 肩書き
- NPO法人蜘蛛の糸理事長
- 出身・ゆかりの地
- 秋田県
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命の相談所「蜘蛛の糸」理事長の佐藤久男さんは、民・学・官の連携によって長年自殺率ワースト1だった秋田県の自殺者を半減させた立役者。現場の自殺対策支援活動や相談者の傾聴を通じて、「たとえ1%でも希望があれば、人は生きていける」「相手の悲しみを映し出すと、その中に解決の糸口も見えてくる」と、いのちの大切さをお伝えします。
プロフィール
1943年 秋田県生まれ。
1963年 秋田県職員となり、主に福祉関係の仕事を行う。
1969年 県職員退職後、不動産鑑定事務所に専務し鑑定評価事業を行う。
1977年 株式会社不動産情報センターを設立する。
1979年 福祉と介護用品の専門店、株式会社かんきょう設立。その後株式会社不動産鑑定センター、株式会社設計企画1級建築事務所を設立し経営にあたる。
2002年6月、知人の経営者が自殺したのを契機に、中小企業者とその家族を支援するNPO法人蜘蛛の糸を設立し、倒産に伴う中小企業経営者とその家族の自殺予防活動を行う。
2010年 秋田県医師会「保健功労章」受賞。
2011年 蜘蛛の糸活動から9年目にして、秋田県の自営業者の自殺者数が52%減少。10年目に半分以下にする目標を9年目で達成した。東日本大震災における被災地(岩手県釜石市)での相談を開始し、また、被災者支援「生きる希望と勇気」のプロジェクトを立ち上げ、県内避難者(1600名程度)への心のケアと物資の支援を行う。
面談相談回数897社(者)、3,500回を超える。
「NHK東北ふるさと賞」受賞。
主な役職
・社会福祉法人秋田福祉協会副理事長
・自殺対策全国民間ネットワーク 副会長、
・秋田県健康づくり審議会心の健康づくり推進分科会 専門委員
・秋田市自殺対策ネットワーク会議 委員
・秋田ふきのとう県民運動実行委員会 顧問
主なメディア出演
NHK「クローズアップ現代」「プロフェッショナル」
日本テレビ、新聞・週刊各誌
主な講演のテーマ
1. 人の話を“きく”力、自分のこころの保ち方
2. 高齢者の自殺対策を学ぶ
3. いのちの大切さ