講演会講師 玉木幸則さん 講演レポート・感想文
市内の学校、幼稚園・保育園のPTAや育友会関係者やその他の聴講を希望される方々を対象とした人権講演会に玉木幸則さんを弊社よりご紹介致しました。
玉木さんは、兵庫県姫路市出身の社会福祉士で、脳性まひの当事者として障害者の自立支援や社会参加の推進に尽力されています。
日本福祉大学社会福祉学部を卒業後、特定非営利活動法人メインストリーム協会の理事として、障害者が地域でその人らしく生活できる社会環境の整備に取り組んでおられます。
聴講者からの感想
- 一言一言が説得力がありました。「地域」の中で“生きる”ことのたゆまない努力と緊張感を持つ必要。今の日本に、生駒にできるだろうか?“ともに生きる社会”という事を改めて考えさせられました。玉木さん、ありがとうございました。
- 子育てをしていく中で自分の子と他の子を比べてしまったり、自分の子だけなぜできない?って思ってしまったりする事もあるけど、みんな一緒である必要はないという事をしっかり頭に入れておかないと!と思いました。「障がい」に対する考え方をもう一度考え直さないといけないと思いました。
- 玉木さんの話は障害という視点から、自分自身の感じている生きづらさなどを考えるきっかけになりました。今日の話はこれまで自分がもっていた障害に対する考え方を大きく変えるものにもなりました。こうして直接、話を聞けたのはとてもいい機会でした。直接、話を聞くということの重要性を今日改めて感じました。参加してとてもよかったと思います。
- 玉木幸則さんのお話は、お話された内容を一つも聞き漏らすことなく心に留めたい!と思う程、心に響きました。出生当時の社会の優生思想のお話は、子育てをする親としても、辛い思いを抱きました。意識をすること、考え方を少し変えること、それだけでも大きく自分の生き方が変わるんだなとも感じました。無意識の中で生きることは危険だとも同時に感じました。全ての子ども、全ての人々にとって暮らしやすい、また自分らしく過ごせる社会になる為に、今の自分にできる事は何か、考えたいと思いました。
- 私には車椅子の友人がいるため、自分の知らなかった事をたくさん知る機会があります。彼と違うのは、彼は事故に遭ったため体が不自由になりました。玉木さんが始めにおっしゃったように、最初はお話が聞き取りにくかったのですが、同じ空間で耳を傾けることにより、違和感なくお話が聞こえるようになりました。上から目線になるかもしれませんが、みんなが一緒に同じ空間で過ごすことが大切なのだと思います。
弊社では、開催目的、対象者、ご予算など主催者様に合った最適な講師をご案内させて頂いております。また、当日の講師の送迎や、現地での運営サポートもご希望の場合、対応しております。お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にお問合せください。
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玉木幸則さんは、福祉団体、自治体、企業、人権団体など、共生社会の実現など幅広いテーマでお考えの主催者様におすすめです。
※ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。