講演会講師 村主章枝さん 講演レポート・感想文
佐賀県内にて、オリンピックフィギュアスケート元日本代表の村主章枝さんをお招きし人権講演会が開催されました。
今回は、「ユニークであれ!~スケートを通して考えた多様性/LGBTについて~」と題して、講演とトークショーの2部構成でお話して頂きました。
スケート人生の始まり
佐賀県に来たのは人生初、唐津市をイメージしたといわれるフィギュアスケートのアニメ「ユーリオンアイス」が好きで、絶対に行きたいと思っていたそうです。
小さいころは、父のお仕事の関係でアメリカはアラスカ州アンガレッジに2年間住んでいました。とても寒い地域の為、池が凍ってスケートができるようになり、ウインタースポーツとして滑っていました。
日本に帰国後、「英語は忘れてしまうから身体で覚えることだったら、一生忘れないだろう」という母の想いから村主さんのフィギュアスケート人生はスタートしました。
スケート界の変化と前進
現在は、アメリカで活動している村主さん。
今回のテーマである「LGBT」は、アメリカでも大きなトピックの1つとして取り上げられています。
スケート界でも羽生弓弦選手のコーチとして有名なブライアン・オーサーさんや元世界王者のジョニー・ウィアーさん、その他にも自らLGBTであることを公表して大活躍している方はたくさんいます。
そんなスケート界も今年、大きな変化、前進があり、6月にカナダフィギュアスケート連盟、全米フィギュアスケート連盟が相次いで、LGBTQ+コミュニティーへのサポートを公式に発表し、話題になりました。
幼い頃の海外生活、現役時代の海外遠征、そして現在の海外生活。
色んな文化や人種の人たちと触れ合う中で感じた人の多様性、多様化について、自身の経験をもとに語って頂きました。
村主章枝さんトークショー
2部のトークショーでは、性的指向や性自認を理由とした差別や偏見について、答えは一つではなく、これが正しいという概念を多様化する時代に意識を変化する事が重要な事だと聴講者に伝えていただきました。
その他、フィギュアスケートの衣装の事や今注目している選手、今後の夢や目標など、普段聞くことのできないお話をユーモアも交えてお話いただきました。
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村主章枝さんの講演は、LGBT、男女共生、ワークライフバランス、青少年育成、夢、チャレンジ、指導者などの講演会にお勧めです。是非一度プロフィールをご覧いただき、コーエンプラス㈱オフィス愛までお問い合わせください。
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