講演会講師 須川亜紀子さん 講演レポート・感想文
市民を対象にした男女共同参画推進事業に、横浜国立大学都市イノベーション研究院教授・須川亜紀子さんをお招きし講演会を開催。
講演テーマは「アニメのヒーロー・ヒロインとジェンダー~スーパーマンの時代から鬼滅の刃の現代まで~」です。
須川さんは、英国ウォーリック大学大学院映画・テレビ学科博士課程修了。
PhD(博士)。日本アニメーション学会会長。
専門は、アニメーションや2.5次元舞台などのポピュラー文化論、オーディエンス/ファン研究。アニメにおける少女表象やオーディエンス、「2.5次元文化」におけるファンについてジェンダーの観点から研究に従事しておられます。
いただいた感想を一部抜粋して掲載します。
- アニメという、身近な存在を取り上げての説明だったため、ヒーローの描かれ方などが理解しやすかった。
- 参考に挙げられているアニメ作品は、男女のステレオタイプを表したものであるという視点を持つことができ、新しい発見となりました。
- 昭和~令和のアニメを通して、お話ししていただいたのでとてもわかりやすかった。自分の意見を押しつけることなくいろんな考え方があることを受け入れて、誰もが生活しやすいやさしい社会になればいいと思います。
- アニメにも時代の移り変わりと共に、男女共同参画や多様性の視点があるのだと理解できた。とても興味深い講座でした。
- 各年代によってのアニメキャラクターの違いがよくわかりました。抑圧されてきた女性の方がいきいきと絵 描かれている所が社会を反映していておもしろかったです。
- 性別・年齢を問わず、なりたい自分になってよいのだというメッセージを感じました。
- アニメの時代による変化がある事を改めて知りました。子どもたちの喜び楽しんでいるアニメが一人一人の多様性を大切にしていく事をあたり前になる事はいいと思いました。須川先生のアニメ研究はすごいと思いました。
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講演会講師 須川亜紀子さんは、人権・男女共同参画事業、青少年育成事業、子育て、教職員研修などにおすすめの講師です。ぜひプロフィールをご覧ください。
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