杉村太蔵さん 講演会講師 レポート
『皆が輝ける社会の実現に向けて』
平成31年3月10日(日)に、東大阪市にて人権講演会が開催されました。
会場である荒本人権文化センターは、様々な人権問題に対する認識を深めること目的とし、毎年「あらもと愛ふれあい21」を開催しています。
講師に元衆議院議員 杉村太蔵さんをお招きし、皆が輝ける社会をつくるには、どうすればいいんだろう?というテーマで、杉村太蔵さんが日頃どんなことを意識して、お仕事をされているかをお話いただきました。
チャンスをつかむ
活力ある社会の実現にむけて、そのためには、私たち一人ひとりがチャンスをつかむこと、チャンスを生かすことが重要だと述べられました。
杉村さんが日頃意識していることは、これから世の中がどう変化していくかという視点で世の中を見ていくことが重要で、そのヒントは「ヒット本」の中にあり、世の中を大きく動かすパワーがあると話されました。
累計100万部を売り上げた、ハンスロスリング「ファクトフルネス」というヒット本から例をあげ、私たちがネガティブなニュースに引っ張られやすいということ、悪いニュースに印象を強く持つということを警鐘しながら、これから世の中どうあるべきかを考えるときにもっとも重要なのは、客観的なデータ、真実に基づいて議論することが最も重要だと話されました。
人生100年時代を生きるために
今の年金制度は、すでに受給している方も不満、制度を支えている現役世代も将来どうなるか不安、不満と不安が混在したような制度になってしまっています。
2050年には70歳では年金はもらえないかも知れません。下手をすれば80歳から… そんな時代が本気でやってくるのではないかなと思わせるほどの財政状況と高齢化率です。80歳まで働くことが当たり前の時代になってくるのだと思います。
では、80歳まで働くというのがどういうことなのか?
それは80歳まで求められる人材であること、必要とされる人材であること、そういう人材であるためには、何を意識してどういうことを心がけて生きていかなければならないのでしょうか?
杉村さんは、佐藤一切氏のことば、「少くして学べば則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば 則ち老いて衰えず。老いて学べば則ち死して朽ちず。」を挙げ、若いときに勉強すると大人になってから立派な仕事ができる、大人になってから勉強したら老いて衰えず、歳をとっても衰えず、歳をとってから活躍できる。
この「壮にして学べ」、大人になって勉強することが人生100年時代に、80歳まで求められる人材であるためには、大人になってから勉強することがなにより大切だと話されました。
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