新田恵利さん 講演会講師のご紹介
自分の親が突然、介護が必要になったら…介護するために必要な知識はありますか? 9/20 放送、 NHK「クローズアップ現代+」~介護の“あの悩み”を解決!? ケアの最新ノウハウとは~ に出演されていた、元おニャン子クラブの新田恵利さん。
新田さんも現在、88歳の母を自宅で介護されている当事者のひとりです。
突然始まった母の介護
新田さんの母、ひで子さんが在宅で介護を受けるようになったのは 平成26年9月の骨折がきっかけでした。寝たきりとなった母を病院から連れて帰ったものの、 介護用ベッドなどの準備がない。おむつを取り換えるのも初めて。 心の準備も何の知識もないまま突然、母の介護が始まりました。
その後、助けを求めて、役所の福祉課に相談。 地域包括支援センターを紹介してもらいました。
地域包括センターとは?
地域に暮らす人たちの介護予防や日々の暮らしをさまざまな側面からサポートする施設。各地域のセンターには、保健師(若しくは経験豊富な看護師)や社会福祉士、主任ケアマネジャーが配置されていている。 相談した翌日にはケアマネジャー(介護支援専門員)が来て、 介護用ベッドの手配などをしてくれました。 そして、ひで子さんは要介護4に認定され、 兄と一緒に手探りで在宅介護の日々が始まります。 新田さんは、自分か兄がギブアップしない限りは、 力を合わせて在宅で介護し続けたいといいます。 在宅だとコミュニケーションが密に取れ、 日々の状態や回復が分かります。 介護している側の満足感、充実感も大きいのだそうです。
『いつまでも親が元気』というわけにもいきません。 いざというときに慌てないように、いつかは自分も介護と 向き合うときが来るという心構えと準備が大切です。
新田さん流介護
介護はゴールが見えないからこそ、どう明るく過ごすかが大事です。
新田さんは、日々、大変ではありますが“親を見ることができる” ということに幸せを感じる瞬間もあると言います。 そして、新田さん流、介護を楽しむ秘訣は、“100%を目指さない”こと。 母に対しても完璧じゃなくていい。できないことは正直に 『今日はここで勘弁して』と伝えます。 そして、泣きたいときは泣く−−。 そうすればリフレッシュして、また前に進めます。 また、たまに“海外逃亡”など、意識的に介護と離れる時間を大切にしています。 ふだん一人で介護なさっている方も、ご主人やお子さんに 『悪戦苦闘して乗り切ってくれ!』と託して、 まずは1泊2日から、旅に出てみてほしい。
新田さんは、このような自身の経験を基に、 「少しでも誰かの役に立てれば」と 介護を楽しむ秘訣や準備などについて講演活動も積極的に行っています。
是非一度プロフィールをご覧ください。
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