森本稀哲さん 講演会講師のご総会
読売新聞 医療ルネッサンスに、5回にわたり森本稀哲さんの記事が掲載されました。
北海道日本ハムファイターズで活躍した、元プロ野球選手森本稀哲さん。
スキンヘッドをトレードマークに、全力プレーとアニメのコスプレパフォーマンスで球場を沸かせた人気者でした。
しかし、かつての森本さんは、今の姿からは想像できないほど、人目を怖がるふさぎこみがちな子どもだったのです―――
小1で発症 原因不明の円形脱毛症
円形脱毛症により、髪の毛が抜けはじめたのは、小学校入学直後。
100円玉大の脱毛が広がり、1、2ヶ月ほどで全頭にまで及びました。
原因が分からず、数ヶ月おきに大学病院に通う日々。
上級生からは「一千万ハゲ」と心ない言葉も浴びせられることもありました。
「低学年の頃は、この頭が嫌で仕方なかった。」
森本さんは、次第に周囲の視線を恐れ、一日中野球帽をかぶるようになりました。
野球に夢中 悩みから開放
そんな森本さんがいつしか、みんなの前で目立つような行動ができるようになったのは「野球」との出会いがキッカケでした。
「帽子」を被る競技であったこともあり、周囲の視線を気にせず没頭できた森本さん。
試合前の脱帽のとき、ひそひそ声が聞こえることもありましたが、良いプレーをすれば相手からも認めてもらうことができました。
次第に、夢中になれる野球や友達との時間を大切にするように意識するようになった森本さんは、徐々に悩みから開放されていったといいます。
森本さんは、昨年、自叙伝「気にしない。」を出版。
本のタイトルは、病気による悩み、葛藤した経験の裏返しでもあります。
本の中では、同じ病気の子供たちや逆境に立っている人へ
「世の中うわべだけ見て色々なことを言う人もいるけれど、内面を見てくれる人もたくさんいます。悩む時期があっていいけれど、夢中になれることを見つけ、最後は前を向いてほしい。」とエールを送っています。
* * *
森本稀哲さんの講演は、夢や子育て、いじめ、チームワークなどをテーマとした講演におすすめです。
※講演料・講師に関するお問い合わせはこちらのフォームもしくはお電話06-6456-5666からお気軽にご連絡ください。ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。