桂あやめさん 講演会講師のご紹介
性別の固定観念を打ち破る!
五代目桂文枝に入門した桂あやめさんは、女性に落語はできないという固定観念の壁に、自作の落語で風穴を開けるべく、OL、女子大生、おばちゃん、嫁姑など、身近な女性を主人公にした落語演じ活動の場を広げています。 また、お芝居やコントの脚本・演出や映画の脚本・監督、役者としてドラマに出演するなど幅広い分野で活躍されています!
マイナス面をネタに自分らしく輝く
桂あやめさんがが落語家になった今から30年くらい前には、やりたいことを全部叶えてしまう松田聖子さんのような生き方がだんだんと当たり前になってきたころでした。
落語が好きだったから、「女には絶対無理」と言われても、落語会に通って素人落語界の前座や近所の喫茶店でやらせてもらって、笑いや頷きが返ってくることを体験するともっとたくさんの人の前で喋りたい、職業にしたいと強く思うようになっていったそうです。
デビューしてから高座にあがっても「女だから」と苦労することもありました。
まず落語自体が男性の噺家が話すように作られているので、女の格好や声が聴いている人の想像の邪魔になってしまうのです。登場人物が男か女か戸惑ってしまって、笑ってもらえないこともあったそうです。
当時は短髪にしたり男の着物を着てみたり悩みながら試行錯誤を続けたあるとき、女子大生が主人公の創作落語を作って披露したところ、客席から笑いが返ってきました。そのときに見た目はハンディではなく特徴にできる!と実感したそうです。
講演では、自分のマイナス面をネタにして、面白いように考えるということ、見方や表現を変えるだけで笑って元気になれることや、人と違う部分をうまく生かして、周りも自分も楽しく元気になることなど、「女には絶対になれない」と言われ辛いことや嫌なこともたくさん経験してきた桂あやめさんだからこそ伝えられる「自分らしさ」を語ります。
講演の後には落語を一席披露します。たくさん笑って一緒に「自分らしさ」を考えていきましょう! 男女共同参画、ワークライフバランス、ダイバーシティ、笑いとコミュニケーションなどをテーマにした講演におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧下さい。
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