講演会講師へのお礼状の書き方は?印象の良いお礼状の書き方を徹底解説!
お礼状は講演会後に講師や参加者と関係を築く上で重要なやり取りの1つです。しかし、講演会のお礼状を書くにあたって、何を書けば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、お礼状の送り方や記載内容を紹介し、今すぐ使えるテンプレも用意しました。講演会のお礼状作成に役立ててください。
コンテンツ目次
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講演会のお礼状はメールか手紙で送る
講演会の御礼状はメールか手紙で送ります。メールで送ると失礼に当たるのではないか、という疑問がありますが、パソコンの普及と業務の電子化を背景に、お礼状のメール送付も一般的になりつつあります。
とはいえ、一昔前は手紙が主流であったため、講演歴が長い講師、年配の講師の場合、手紙でのお礼状が喜ばれるでしょう。そのため、相手によってメールにするか手紙にするかを変えられるように、両方の書き方を知っておくと良いでしょう。
お礼状を書く際のポイント
お礼状を書く際はメールと手紙のそれぞれにポイントがあります。ここでは、それぞれのポイントを簡単に紹介します。
メールで書く際のポイント
メールでお礼状を書く際のポイントは、4点あります。
- ひとめで講演のお礼とわかる件名をつける
- 正しい言葉遣いで書く
- お礼以外の要件は書かない
- 1〜2分程度で読める文量にする
特に、間違った言葉遣いをして相手に不快感を与えることが多いので、正しい言葉遣いで書くようにしましょう。例えば、取り急ぎはビジネスメールでも目上の方(上司や取引先)には使わない表現です。「まずは」で置き換えることができるので、表現に注意しましょう。
手紙で書く際の際のポイント
手紙でお礼状を書く際のポイントは、5点あります。
- 白地の便箋を使う
- ボールペンまたは万年筆で書く
- 修正ペンは使わない
- 頭語、結語を入れる
- 時候の挨拶を入れる
メールの文章作成と異なり、手書きでは修正箇所がわかるため、下書きしてから清書すると確実です。
お礼状に書くべき内容は?
お礼状に書くべき内容は、メールと手紙で共通しており、講演会のお礼、主催者の感想、参加者の感想の3つを書いていきます。また、これらの3つに加え、次回の講演会の案内を記載すると興味を引くため効果的です。
参加者の感想は、来場者アンケートをもとに作成しましょう。参加者の感想をしっかりと取れるようなアンケートを用意しておくことが大切です。
詳しいアンケートの書き方は「【例文あり】講演会のアンケートはどうやって作るの?アンケート項目や注意点を紹介!」の記事を参考にしてください
また、お礼状は文字通りお礼を言葉にして送ります。講演会には関係ないほかの要件を一緒に送付することはマナー上好ましくありません。
今すぐ使えるお礼状のテンプレ
詳細は後述しますが、お礼状は講演後すみやかに出すことがマナーです。一から文章を考えても良いのですが、お礼状作成に時間をかけすぎるわけにはいきません。
そこで、ここでは、◯◯を書き換えるだけで使用できるテンプレートを用意しました。
講師向けのお礼状テンプレ
【メールの場合】
件名:〇〇講演会のお礼
〇〇様
いつも大変お世話になっております。
〇〇株式会社 〇〇と申します。本日は「講演会テーマ」にご登壇いただき誠にありがとうございました。
(講演の具体的な感想)
また、参加者の皆様からも、〇〇という感想をはじめとする、高い評価を多数いただいております。このため〇〇様にご登壇いただけたことを心から感謝いたします。
今後も同じテーマで異なる内容の講演を開催予定ですので、引き続きご助力、ご指導いただけると幸いです。
メールにて恐縮ではございますが、〇〇様のご協力に感謝し、お礼の言葉とさせていただきます。
〇〇株式会社
〇〇
【手紙の場合】
拝啓
(季節の挨拶)〇〇様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。
先日は「講演会テーマ」にご登壇いただき誠にありがとうございました。
(講演の具体的な感想)
また、参加者の皆様からも、〇〇という感想をはじめとする、高い評価を多数いただいております。このため〇〇様にご登壇いただけたことを心から感謝いたします。
今後も同じテーマで異なる内容の講演を開催予定ですので、引き続きご助力、ご指導いただけると幸いです。末筆ではございますが〇〇様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
〇〇株式会社
〇〇
参加者向けのお礼状テンプレ
【メールの場合】
件名:〇〇講演会参加のお礼
〇〇様
本日はお忙しい中、「講演会テーマ」にご参加いただきありがとうございました。
(来場者アンケートをもとにした感想を記載)
など、多くの高評価をいただき、盛況の内に講演会を終えることができました。
また、講演会で使用した資料はご希望があれば、お送りすることができます。本講演会でご不明な点がございましたら、メールかお電話にて回答いたします。
今後も同じテーマで異なる内容の講演を開催予定ですので、ご興味がございましたら担当〇〇までご連絡くださいませ。
次回の講演会が近くなりましたらこちらから改めてご連絡いたします。お時間がございましたら、ご参加いただけると幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
〇〇
【手紙の場合】
謹啓
(季節の挨拶)〇〇様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
本日はお忙しい中、「講演会テーマ」にご参加いただきありがとうございました。
(来場者アンケートをもとにした感想を記載)
など、多くの高評価をいただき、盛況の内に講演会を終えることができました。
また、講演会で使用した資料はご希望があれば、お送りすることができます。本講演会でご不明な点がございましたら、回答いたしますのでお気軽にご用命ください。
今後も同じテーマで異なる内容の講演を開催予定ですので、ご興味がございましたら担当〇〇までご連絡くださいませ。
次回の講演会が近くなりましたらこちらから改めてご連絡いたします。お時間がございましたら、ご参加いただけると幸いです。
(季節の挨拶)くれぐれもご自愛ください。略儀ながら書中をもちましてお礼とさせて頂きます。
謹白
株式会社〇〇
〇〇
お礼状はいつまでに送れば良い?
講演会のお礼状は、講演終了後すみやかに送るのが一般的です。メールでのお礼状は当日または翌日、手紙は遅くとも講演会一週間以内に講師に届くようにしましょう。
どうしても遅れる場合は、お詫びの文を一言添えましょう。内容も大切ですが、スピードも意識するようにしてください。
次もまた出てもらえるお礼状の書き方
お礼状の文章は、せっかくなら講師にまた講演に来てもらえるような内容にしたいのではないでしょうか。そこで大切なのは、講演の内容から何が得られたか、具体的にどのような所が良かったのかを書くことです。
講師は講演を行いますが、アンケートを取るのは主催者で、講演会の評判を知ることができません。主催者が講演会が成功したか、来場者の反応を知りたいのと同時に、講師も講演会の手応えを知りたいものです。
お礼状の文章にも講演を行って良かった点を書き、講師にポジティブフィードバックを行うと効果的です。
【まとめ】正しいお礼状を書けるようにしよう
お礼状を送る際はきちんとした文章を、講演会終了後すみやかに送ることが求められます。間違いをなくし、即座にお礼状を送れるように、今回紹介したテンプレートを参考に、自分のテンプレートを用意しておくと安心です。
講演会をより良いものにしていくためにも、お礼状にも気を配っていきましょう。
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