外部講師と内部講師の違いは?会社の研修に外部講師の先生を招くメリット・デメリット・費用も解説

外部講師を社内研修に招くことで、自社にはない専門的な知見やスキルを学べます。そんな外部講師ですが、「内部講師はどう違うの?」「費用はどれくらいかかる?」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、外部講師と内部講師の違いを解説します。また、会社の研修に外部講師を招くメリットやデメリット、費用相場なども併せて紹介します。
この記事を読めば、外部講師に関する知識を吸収できるので、研修の講師を探している方はぜひ参考にしてみてください。
コンテンツ目次
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外部講師と内部講師の違いとは

外部講師と内部講師の違いは、外部講師がプロの視点や客観性をもたらすのに対し、内部講師は業務の一貫性を重視する点です。
外部講師は、会社の外部から招くプロフェッショナルな講師です。自社だけでは十分にカバーしきれない専門性や知見などを学ぶ際に依頼する傾向にあります。
内部講師は社内講師とも呼ばれ、自社の文化や業務、実情を深く理解している点が特徴です。講師は会社の上層部が担うことがほとんどですが、研修内容によっては若手社員が採用されることもあります。
外部講師と内部講師の役割の違い

ここからは、外部講師と内部講師の役割の違いを解説します。社内研修を実施する際は、それぞれ担う内容が異なるため、ぜひ参考にしてみてください。
外部講師に依頼するケース
外部講師に依頼するケースは、自社にノウハウがない分野や変革期のテーマ、業界を超えた事例を交えたい場合などです。外部講師は、専門分野や最新の手法に精通した知見を持ち込み、社内では得られない視点やノウハウを伝えます。
さらに、研修の構成から教材の準備、運営まで任せられるため社内の負担を軽減することも可能です。中立性を確保したい内容を研修に取り入れる場合も、外部講師が選ばれる傾向にあります。
内部講師に依頼するケース
内部講師に依頼するケースで代表的な研修は、新入社員研修です。内部講師は、自社の業務や状況を理解している立場から、日常的な業務に直結した指導やフォローを担う役割を果たします。
自社独自の文化や、業務に反映した内容の調整が容易にでき、研修後のフォローアップや継続的な支援も可能な存在です。ただし、内部講師に依頼することで業務に負担がかかったり、講師のスキルにばらつきがあったりする点には注意が必要です。
外部講師に依頼するメリット

外部講師に研修を依頼するメリットは、主に以下のとおりです。
- プロから学べる
- 客観的な意見をもらえる
- 集中力を維持できる
- 社内の負担を軽減できる
1つずつ詳しくみていきましょう。
プロから学べる
外部講師は一定の分野に専門性を持ち、豊富な実務経験を備えているため、質の高い研修を受けられます。自社にはない最新のトレンドや専門技術を解説してもらうことで、社員のスキルアップも可能です。
さらに、外部講師は教材や講義の構成も熟練していることから、今後の社内研修の参考にもなります。
客観的な意見をもらえる
外部講師を起用することで、社内のしがらみや忖度に影響されない、外部視点からの意見を得られます。社員との距離もあることから、客観的で公正な判断も可能です。
問題のある社員やチームに対するプロの適切な指摘は、相手に気づきをもたらします。第三者目線での助言は、改善の方向を明確にするうえで有効となり、研修後の行動を変えるきっかけにもなり得ます。
集中力を維持できる
外部講師に研修を依頼することで、受講者にとって特別感や緊張感が生まれ、集中力を保ちやすくなります。一方で、内部講師の場合は日常的な慣れから発言が軽視されたり、既知の内容の場合は集中力が途切れることもあります。
普段から社内で指摘している内容は、外部講師が指導に入ることで社員に対する説得力が増し、方向性を修正することも可能です。
社内の負担を軽減できる
外部講師を招くことで教材や資料の準備、進行などを任せられるため、社内の負担を軽減できるメリットがあります。内部で研修をする場合は、これらの準備をすべて担当者が担うため、業務に影響することがほとんどです。
外部講師を活用することで、内部リソースを本来の業務に回しつつ、質の高い研修が実現可能になります。
外部講師に依頼するデメリット

外部講師を研修に招くとさまざまなメリットがありますが、コストがかかったり、やり取りに手間がかかったりとデメリットもあります。ここからは、それぞれのデメリットを詳しくみていきましょう。
コストがかかる
外部講師を招くと、講師によっては高額な依頼料がかかる点がデメリットです。依頼料は講師の経験や知名度、専門性によって異なり、1日あたり数十万円を超えるケースも少なくありません。
外部講師を依頼する際は、専門性に併せて依頼料も確認しておくことが重要です。
やり取りに手間がかかる
外部講師に依頼する場合、打ち合わせやスケジュール調整で手間がかかる点もデメリットです。依頼するのが初めての講師では、連絡ミスや認識のズレが起こりやすく、業務が圧迫されることもあります。
このような手間とリスクを予測して、事前準備や役割分担を明確にしておくことが不可欠です。
外部講師による研修の効果を高める方法

外部講師を招いた研修の効果を高めるには、講師との入念な打ち合わせや、社員の事前学習といった準備が必要です。それぞれ詳しく解説します。
外部講師と入念に打ち合わせをする
外部講師に依頼する際は、講師とテーマや目的を共有して、入念に打ち合わせすることが大切です。具体的には業務の実態や課題、受講者の属性などを事前に伝え、講義の構成や演習内容の最適化を依頼する必要があります。
こうした準備により、テーマの不一致や受講者側とのズレがなくなり、充実した研修を実施できます。
事前学習を実施する
研修前に受講者に事前課題や予備学習を課す方法も、研修の効果を向上させる手段の1つです。演習が実施される場合は、eラーニングで事前に学習しておくと、研修当日の理解を深められる可能性があります。
「つまずいているポイント」や「予備知識の差」を把握して研修を進めると、講義の密度が増し、確実なスキルアップが可能です。
外部講師にかかる費用

外部講師にかかる費用は、依頼する講師によって異なります。ここでは、以下の講師にかかる費用の相場を解説します。
- 社内研修も依頼できるプロ講師
- 専門性が高い講師
- 話題性の高い旬な講師
- 有名人
- 宿泊費や交通費などの諸費用
1つずつ解説するので、目安として参考にしてみてください。
社内研修も依頼できるプロ講師
社内研修が目的で依頼する汎用性の高いプロ講師の相場は、10万円~30万円程度が一般的です。この範囲の講師は、ビジネススキルやマネジメント、人材育成といったテーマの実績が豊富な傾向にあります。
コストパフォーマンスを重視する際に選択できる外部講師ですが、社内研修の目的に合う講師か確認しておくことも重要です。
専門性が高い講師
専門的な分野を扱う講師を起用する場合の費用は、20万円~50万円程度が相場といわれています。専門性が高い講師は、知見の深さが期待され、それに応じて報酬が上がることがほとんどです。
その分野に突出している外部講師を選ぶことで、社員の理解度が高まり、投資に見合った成果を得られます。
有名人

メディアの露出も多い著名人や有名タレントといった外部講師の費用は、50万~100万円以上といわれています。有名人を社内研修の講師に選ぶ例は少数ですが、規模が大きい場合は、招くと話題性もあり、集客に期待できます。
有名人講師は社員のモチベーションアップにもつながりますが、依頼料が高額になることがほとんどです。
有名人講師は、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
話題性の高い旬な講師
話題性の高い今が旬な外部講師の費用は、100万円以上といわれています。具体的には、オリンピックのメダリストやビジネスのトップリーダー、話題の著名人などです。
このような外部講師を社内研修に招くことはあまり多くありません。しかし、大規模な式典やセミナーで依頼することで、宣伝効果も期待できます。
宿泊費や交通費などの諸費用
外部講師を招く際は、講師料だけでなく交通費や宿泊費などの諸費用が発生します。さらに、会場費や備品にかかる費用、研修に参加する社員の日当なども諸費用に含まれます。
遠方で実施する場合は、講師だけでなく、社員の交通費や宿泊費も必要です。研修にはさまざまな費用がかかるため、慎重に予算を組むことが大切です。
以下の記事では、セミナー講師の相場を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
外部講師にかかる謝礼費用を抑える方法

外部講師への支出を抑える方法は、主に以下のとおりです。
- 講師紹介会社に予算内で依頼する
- 内部講師を育成する
1つずつ解説します。
講師紹介会社に予算内で依頼する
講師紹介会社を活用すると、予算や研修内容に合わせたベストな講師を選べます。講師との交渉や契約、スケジュール調整や請求処理も代行してくれるため、負担を最小限に抑えられます。
ただし、紹介会社のマージンも発生するため、事前に確認しておくことも大切です。
内部講師を育成する
内部講師を育成すると、外部講師への依存を減らし長期的なコスト削減につながります。内部講師の候補は、専門知識があるか、コミュニケーション能力があるかなどを考慮して選定するとスムーズです。
選定した社員には、経験と実績のある外部講師や、OBなどにトレーニングを依頼してスキルを磨いてもらいます。
以下の記事では、講師の選び方を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ

この記事では、外部講師と内部講師の違いを解説しました。
外部講師を招くことで、自社にない知識やノウハウ、業界を超えたスキルを身につけることも可能です。プロとしての立場や客観性もあるため、内部講師より心に響く研修ができます。
ただし、研修の目的や情報のすり合わせ、コストがかかる点には注意が必要です。この記事を参考に、自社の目的や状況に合わせて外部講師を選び、優秀な人材を育成しましょう。
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