【例文あり】講演会の司会進行のシナリオ!台本テンプレートや成功させるコツを紹介!

2025.02.27

2025.02.27

講演会の司会進行は、講演会の成功を左右する重要な役割を担います。しかし、「進め方がわからない」「具体的な例文を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、講演会の進行をスムーズに進めるためのシナリオを例文付きで詳しく紹介します。また、司会者の役割や会場の雰囲気作り、トラブル対応のコツも解説します。

この記事を読めば講演会における司会のコツがわかるので、「スムーズに司会を進めたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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例文あり!講演会における司会進行のシナリオ

はじめに、司会進行の進め方を具体的な例文とともに紹介します。はじまりから終わりのあいさつまで順番に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.あいさつ

講演会の冒頭では、参加者の関心を引きつけるためのあいさつからはじめましょう。あいさつする際は、シンプルかつ明るいトーンで話すことが大切です。例文は以下のとおりです。

「皆さま、本日はお忙しい中、ご参加いただき誠にありがとうございます。本日、司会を務めさせていただきます、私、〇〇と申します。最後まで充実した時間をお過ごしいただけるよう、務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

本日の講演会は『〇〇』をテーマに、〇〇先生をお迎えし、お話を伺います。どうぞ最後までよろしくお願いいたします。」

あいさつの際は自己紹介と共に、講演会のテーマも明確に伝えて、相手を引きつけましょう。講演会におけるあいさつは、以下の記事も参考にしてみてください。

2.注意事項の案内

あいさつの後は、講演会を進行するうえでの注意事項を伝えます。また、参加者が安心して講演を聞けるように、会場のルールやスケジュールも併せて案内しましょう。以下は注意事項を説明する際の例文です。

「ここで、皆さまにいくつかお願いがございます。講演中は、携帯電話やスマートフォンの電源をお切り頂くか、マナーモードに設定をお願いいたします。また、写真撮影や録音はご遠慮ください。

本日の講演は、〇時までを予定しており、終了後に質疑応答の時間を設けております。ご質問がある方は、事前にメモを取っていただければと思います。全体の終了時刻は〇時を予定しております。」

講演会の予定時間も明確に伝えておくと、参加者は集中して講演会に参加できるでしょう。

3.講師を紹介して呼び込む

注意事項の説明が終わったら、講師がスムーズに登壇できるように、講師の経歴や講演テーマを紹介して呼び込みます。講師の紹介文は以下のとおりです。

「それでは、さっそく本日の講演に移ります。本日は〇〇先生(様など)をお招きしました。

〇〇先生は、××(所属・肩書き)としてご活躍され、△△(専門分野)において豊富な知見をお持ちです。本日は、◇◇(講演テーマ)について詳しくお話しいただきます。

それでは、〇〇先生、よろしくお願いいたします。」

講師を紹介する際の敬称は、不自然にならないように注意が必要です。たとえば、タレントを講師とする場合に「先生」と呼ぶと違和感があり、会社の役員に「様」を付けるのも不自然です。

タレントの場合は「さん」や「様」、医師や政治家の場合は「先生」、会社の役員の場合は敬称を所略したり〇〇取締役という役職名をつけたりすると良いでしょう。

4.終了後の質疑応答

講演終了後は質疑応答を設けて、参加者と講師が直接やり取りできる場を作ります。質疑応答の際は、参加者が質問しやすいように声かけをしてみましょう。例文は以下のとおりです。

「〇〇先生、貴重なお話をありがとうございました。

ここからは質疑応答の時間とさせていただきます。ご質問のある方は、挙手をお願いいたします。なお、進行の関係上、時間内にすべてのご質問にお答えできない場合がございますので、あらかじめご了承ください。」

(質問がない場合)
「それでは、皆さまのご理解が深まったということで、質疑応答の時間を終了いたします。」

最初の質問はなかなか出ないこともあるため、自ら講師に質問するといった工夫で雰囲気をつくることも重要です。

5.終了のあいさつ

最後に、講演会の締めくくりとして、講師と参加者へそれぞれお礼と感謝の言葉を伝えます。例文は以下のとおりです。

「皆さま、本日はご参加いただき誠にありがとうございました。〇〇先生、本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。(拍手を促す)

〇〇先生のお話を通じて、多くの学びを得られたのではないでしょうか。本日の講演会が皆さまの今後の活動において少しでもお役に立てば幸いです。

以上をもちまして、本日の講演会を終了いたします。どうぞお気をつけてお帰りください。」

講演終了後にアンケートのお願いがある場合は、最後のあいさつの際に伝えると良いでしょう。

講演会における司会進行の立ち位置

司会者は、講演会をスムーズにすすめるために、以下の重要な役割を担います。

  • 講演会の進行
  • 会場の雰囲気作り
  • 参加者へのサポート
  • トラブルの対応

1つずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

講演会の進行

講演会の進行において、最も重要な役割は進行です。司会者はまず開会のあいさつをして、講演の趣旨やスケジュールを解説します。その後、講師を紹介し、講演開始へ向けてスムーズに誘導することが重要です。

質疑応答の時間は参加者が質問しやすい環境を整え、発言が滞らないようにサポートします。最後に、講演のまとめと講師への感謝の言葉を述べ、閉会のあいさつをして講演会を締めくくりましょう。

会場の雰囲気作り

司会者の話し方や言葉遣いは、会場の雰囲気を大きく左右します。講演会のテーマに合ったトーンで話すことで、参加者が集中しやすい環境を整えられるでしょう。

学術的な内容の講演会では落ち着いたトーンで、ビジネスセミナーでは明るくハキハキとした話し方を意識すると効果的です。会場の温度や音響の調整にも気を配り、参加者が快適に過ごせるような配慮も意識してみてください。

参加者へのサポート

司会者は講演を聞く参加者へのサポートも重要な役割です。例えば、質疑応答の際は質問をスムーズに進めるために質問者を適切に指名して、マイクを素早く手渡すなどのサポートが求められます。

オンライン講演の場合はチャット機能を活用して質問を受け付けたり、映像や音声が問題なく伝わるようにしたりする配慮が必要です。参加者全員が講演に集中できるよう、環境を整えるサポートを心がけましょう。

トラブルの対応

トラブルへの対応も司会者の役割です。講演会では予期せぬトラブルが発生する場合もあります。そういった際、冷静かつ柔軟に対応することが求められます。発生しがちなトラブルは以下のとおりです。

  • マイクや機材のトラブル
  • 講師の到着遅延
  • 質疑応答が活発で時間超過
  • 参加者の体調不良

このようなトラブルを予測しておけば、予備の機材の準備やプログラムを変更するなど、柔軟な対応ができるでしょう。

講演会の司会進行を成功させるコツ

講演会で司会進行を成功させるコツは、以下のとおりです。

  • 台本を練習しておく
  • 常に来場者を見て話す
  • 身だしなみを整える

それぞれ詳しくみていきましょう。

台本を読んで練習しておく

講演会をスムーズに進行するには、台本の練習は欠かせません。声に出して練習することで、声の大きさや間の取り方を確認でき、相手に伝わりやすく講演会を進められます。

内容のすべてを暗記する必要がありませんが、何度も練習することで本番でも落ち着いて対応できるでしょう。

常に来場者を見て話す

司会進行の際は台本ばかりに集中せず、来場者を見て話すことを意識しましょう。視線を上げて会場全体を見渡しながら話すことで、参加者との一体感を生み出せます。

また、講演が進むにつれて来場者の関心や集中度も変化するため、状況を見ながら声のトーンや話し方を調整することも大切です。参加者が退屈そうな様子であれば、少し明るい声で話したり適度に間を取ったりして、集中を促す工夫を心掛けましょう。

身だしなみを整える

司会者の身だしなみは講演会全体の印象に影響を与えるため、場にふさわしい服装を心がけることが重要です。ビジネス系の講演会ではスーツやジャケットなど、フォーマルな服装が適しています。フォーマルな服装でもだらしない着こなしでは雰囲気に合わないため、シワや汚れを整えましょう。

カジュアルなイベントの場合でも、講演会の雰囲気に合わせた服装を選ぶことが大切です。髪型やアクセサリーにも注意を払い、相手に好印象を与えるよう心がけてみてください。

講演会の司会進行をする際の注意点

講演会にて司会進行する際は、以下の点に気をつけましょう。

  • 時間配分に気をつける
  • オンライン配信の場合は操作を確認しておく
  • 役割分担を決めておく
  • 講師の経歴を把握しておく

1つずつ詳しく解説するので、参考にしてください。

時間配分に気をつける

講演会の司会を務める際は、時間のコントロールが重要です。開始時間や講師の登壇時間、質疑応答の時間を厳守しないと、参加者の満足度が低下する可能性もあります。講師が話しすぎて予定時間を超過してしまうケースもあるため、注意が必要です。

時間がかかりすぎて参加者の集中力が切れないように、会場の様子を見ながら余裕を持った進行を心がけましょう。

オンライン配信の場合は操作を確認しておく

ZoomやYouTube Liveといったツールを使ったオンライン配信の講演会では、配信ツールの操作にも注意が必要です。使用するツールごとに特徴が異なるため、事前に操作を確認しておきましょう。

また、当日トラブルが発生した際に迅速に対応できるよう、予備の機材やネットワーク環境も確認しておく必要があります。オンライン配信では画面上の印象も大切なため、司会者の話し方や表情、背景なども意識してみてください。

役割分担を決めておく

講演会のスムーズな進行には、司会者だけでなく、運営チーム全体の連携も重要です。事前に役割分担を明確にしておくことで、当日の混乱を防げます。

たとえば、以下のような役割を分担すると、スムーズに進む可能性が高くなります。

担当者役割
司会者講演の進行、講師の紹介、時間管理
タイムキーパースケジュール管理、時間超過時の対応
受付担当参加者の誘導、配布資料の準備
技術サポート音響や映像機材、オンライン配信の管理

講演の前にリハーサルをしてそれぞれの役割を確認しておくと、スムーズな運営につながるでしょう。

講師の経歴を把握しておく

司会者は事前に講師のプロフィールを把握し、適切な紹介文を準備しておくことが大切です。紹介文は事前に講師に確認してもらい、修正が必要な場合は調整しましょう。

講師によっては「この実績を強調してほしい」「この表現は避けてほしい」といった希望を言われる場合もあります。そういった際は要望に応じて柔軟に対応しましょう。

講演会の台本については、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、講演会の司会進行のシナリオや例文、成功させるコツについて詳しく解説しました。講演の流れをスムーズに進めるだけでなく、会場の雰囲気作りや参加者へのサポート、トラブル対応などの役割も求められます。

スムーズに講演会で司会を行うためには、事前に台本を練習したり講師の経歴を正確に把握したりすることが重要です。この記事を参考にして、スムーズに進行をして講演会を成功させてください。

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株式会社オフィス愛 コーエンプラス
代表 森本 啓仁

はじめまして、コーエンプラス代表の森本です。私たちは、10,000回以上の経験とケーススタディをもとに、講演会の成功と講師紹介のコンサルティングをおこなっています。この道一筋20年の提案力をもとに、自信を持ってサポートいたします。今後も継続的な成長に努め、より多くの方を講演会の成功に導けるよう、質の高い情報をお届けします。

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