社内研修会における司会進行の例文を場面別に紹介!司会者の役割や注意点も解説

2025.01.29

2025.01.29

研修会での司会進行は、会全体の流れを円滑に進めるための重要な役割を担います。しかし、「具体的な言葉が思いつかない」「場面ごとに適切な進行方法がわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、社内研修会における司会進行の例文を場面別に解説します。開会あいさつから閉会あいさつまで、実際の場面を想定した例文を用意しました。また、司会者の役割や注意点なども併せて紹介します。

この記事を読めば、司会進行をスムーズに進めるための例文を参考にできるので、司会を任された方はぜひ最後までご覧ください。

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【場面別】社内研修会における司会進行の例文集

以下の場面別に社内研修会における司会進行の例文をまとめました。

  • 開会あいさつの例文
  • 講師紹介の例文
  • 休憩案内の例文
  • 質疑応答の例文
  • 閉会あいさつの例文

シーンに合わせてぜひ参考にしてください。

開会あいさつの例文

研修会の始まりをスムーズに進めるために、開会あいさつは非常に重要です。以下は例文です。

「皆さま、おはようございます。本日はお忙しい中、〇〇研修会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
本日司会を務めさせて頂く〇〇です。よろしくお願いいたします。
本研修では、(テーマや目的を簡単に説明)について学びを深めていただきます。
まずは研修の流れを説明いたします。初めに〇〇分間の講演をし、その後〇〇分間の質疑応答に入る予定です。終了時間は〇時〇分を予定しております。」

開会のあいさつでは参加者に安心感を与え、研修の目的を簡潔に伝える必要があります。参加者の集中力を維持するためにも、流れや終了時間などを明確に伝えておきましょう。

講師紹介の例文

講師紹介では、講師のプロフィールを簡潔に伝えることで参加者に信頼感を与えます。例文は以下のとおりです。

「続いて、本日の講師をご紹介いたします。本日の講師は、〇〇株式会社で〇〇としてご活躍中の〇〇様です。〇〇様は、(講師の専門分野や経歴を簡単に説明)。
それでは、〇〇様、よろしくお願いいたします。」

講師の経歴や専門性を簡潔に述べることで、参加者に期待感を持たせる効果があります。また、研修内容との関連性も紹介することで、より研修の理解を深められるでしょう。

休憩案内の例文

研修時間が長い場合は休憩も必要です。休憩時間の案内は、再開の時間を明確に伝える必要があります。以下の例文を参考にしてみてください。

「ここで、〇分間の休憩を取らせていただきます。お手洗いは会場の〇〇、喫煙所は〇〇にございます。また、ドリンクコーナーもご利用いただけます。
それでは、〇時〇分に再開いたしますので、それまでにお席にお戻りください。」

休憩中の注意点がある場合は、忘れずに文章に入れておきましょう。

質疑応答の例文

質疑応答は、参加者が疑問を解消し、学びを深めるための時間です。例文は以下のとおりです。

「これより、質疑応答の時間に入らせていただきます。ご質問がある方は、挙手をお願いいたします。こちらでマイクをお持ちいたしますので、お待ちください。
なお、時間の関係でお受けできる質問は〇個までとさせていただきますので、ご了承ください。」

質問がない場合に備えて、いくつかのトピックを用意しておくのも良いでしょう。

閉会あいさつの例文

研修全体を締めくくる閉会あいさつは、以下のとおりです。

「本日の研修は以上で終了となります。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回学んだ内容が、皆さまの業務にお役立ていただければ幸いです。何かご質問やご不明な点がございましたら、アンケート用紙にご記入いただければと思います。
それでは、どうぞお気をつけてお帰りください。お疲れ様でした。」

閉会あいさつでは参加者への感謝と、研修の締めくくりを丁寧に伝えましょう。

社内研修会における司会進行の主な役割

ここからは、司会進行の役割を紹介します。社内研修における主な役割は、以下のとおりです。

  • 会全体の進行管理
  • 参加者への案内や注意事項の説明
  • 講師紹介とセッションのつなぎ

1つずつ詳しくみていきましょう。

会全体の進行管理

司会者の重要な役割の1つが、研修全体の流れを管理することです。開始時間や休憩時間、各セッションの進行を適切にコントロールすることで、参加者が集中しやすい環境を整えます。

研修を進めるうえで予定と異なる状況になった場合は、スケジュールどおりに進行しつつ、柔軟な対応が必要ですたとえば、講師の講演が予定より長引いた場合は、次のセッションの開始や終了時間を調整するなどの工夫をすると良いでしょう。

参加者への案内や注意事項の説明

参加者への案内や注意事項の説明の際は、会場の設備や非常口の案内、研修中のマナーなどを伝える必要があります。設備の案内を適切にするには、会場の事前確認が必要です。

研修中のマナーは、飲食の可否や携帯のマナーモードなどを事前に案内しておくと良いでしょう。このような配慮のある説明は研修をスムーズに進められるだけでなく、トラブルを未然に防ぐ効果もあります。

講師紹介とセッションのつなぎ

司会者は、講師の紹介や各セッションをスムーズにつなぐ役割もします。講師の専門性や経歴を簡潔に説明し、期待感を高めるよう心がけましょう。講師への質疑応答の際にも、司会者の進行が必要です。

また、各セッションの終了後には次の内容や予定時間などを伝えると、参加者も安心してスムーズに移行できます。

研修会の司会進行をする際の注意点

研修会で司会進行をする場合の注意点は以下のとおりです。

  • 受講者のレベルを把握しておく
  • 台本の練習をしておく
  • 台本ばかりに集中しないようにする
  • 身だしなみに気をつける

1つずつ詳しく解説します。

受講者のレベルを把握しておく

司会者は、参加者の知識レベルや経験を事前に把握しておく必要があります。たとえば、新入社員向けの研修では専門用語の多用を避け、わかりやすい説明が必要です。一方で、管理職向けの研修では、具体例や実践的な内容を交えた進行が求められます。

参加者の背景を事前に把握して内容や言葉遣いを調整することで、研修の効果を最大限に引き出せるでしょう。

台本の練習をしておく

司会が決まったら、進行の台本を用意して事前に練習しておきましょう。特に、初めて司会を務める場合は、台本を繰り返し読み込むことで自信を持って進行できます。

また、時間配分や言葉の抑揚にも注意が必要です。練習の際に声に出して読むことで、スムーズな進行が実現でき、本番での柔軟な対応が可能になります。

台本ばかりに集中しないようにする

司会進行の際は台本を読むことばかりに集中すると、参加者への配慮が不足する場合もあります。台本はあくまで進行の指針として活用し、会場の雰囲気や参加者の反応をみながら柔軟に進めましょう。

参加者の理解が追いついていない場合は、内容を簡略化したり、補足説明を加えたりする必要があります。司会者は会場の雰囲気をとらえて、臨機応変な対応が必要です。

身だしなみに気をつける

司会者は、参加者に良い印象を与えるために、身だしなみを整えましょう。清潔感のある服装や整った髪型は信頼感を高め、司会進行の説得力を向上させます。

表情や姿勢にも注意を払い、笑顔を忘れず背筋を伸ばした姿勢で話すことで、参加者に安心感と信頼感を与えられます。身だしなみは、司会者としてのプロフェッショナリズムを示す要素の1つです。

まとめ

この記事では、研修会の司会進行について、例文を紹介しながら解説しました。研修会における司会進行は受講者と講師をつなげて、スムーズに進めるために欠かせない役割です。会場の設備や受講者の背景などを把握しておくことで、信頼性と理解性も深められます。

この記事を参考にして、社内研修の司会をスムーズに進めて、企業の発展にぜひ役立ててください。

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  2. 豊富な経験と実績
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株式会社オフィス愛 コーエンプラス
代表 森本 啓仁

はじめまして、コーエンプラス代表の森本です。私たちは、10,000回以上の経験とケーススタディをもとに、講演会の成功と講師紹介のコンサルティングをおこなっています。この道一筋20年の提案力をもとに、自信を持ってサポートいたします。今後も継続的な成長に努め、より多くの方を講演会の成功に導けるよう、質の高い情報をお届けします。

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