ありま りえ有馬 理恵
- 肩書き
- 俳優
- 出身・ゆかりの地
- 和歌山県
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水上勉作の「釈迦内柩唄(しゃかないひつぎうた)」の舞台上演をライフワークにする劇団俳優座の有馬理恵さん。多感な高校生時代、地元の和歌山で、戦争の不条理や民族、職業、女性への差別を描いたこの劇を見て衝撃を受け俳優を志しました。
自身も被差別部落で育った体験を始め、現在も残る職業差別や結婚差別に対するお話、なぜ差別があるのか、どうすれば解決していけるのかを一人芝居とともに語ります。
プロフィール
和歌山県生まれ。劇団俳優座代表取締役。
高校時代に「釈迦内柩唄」(水上勉作、浅利香津代主演)を観て衝撃を受け、芝居の道へ。1991年俳優座入団。「先生のオリザニン」「かもめ」「肝っ玉おっ母とその子供たち」「憲法ミュージカル」など数多くの作品に出演しつつ、1999年より「釈迦内柩唄」をライフワークとして各地で主演。その数は500ステージにおよぶ。
2012年より演出は米倉斉加年さんが担当。
2013年日本新劇俳優協会「朗読・Mini Festival」観客賞受賞。
2012年米国ルイビル国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品、映画「円空・今に生きる」で、円空の母を演じる。
2003年文化庁新進芸術家国内研修生。1児の母。
主な講演のテーマ
1. いのちをみつめて(おしばいとおはなし)
2. 差別と戦争をなくすために(おしばいとおはなし)
(副題)~ふるえるような怒りの奥底に すがるような生命の願いがあった~