あさだ ひとみ浅田 仁美
- 肩書き
- 元鹿妻小学校避難所本部長
石巻子ども劇場広報部長
(One Smileプロジェクトリーダー) - 出身・ゆかりの地
- 宮城県
この講師のここがおすすめ
東日本大震災で被災した浅田仁美さんは、今なおぬぐえない恐怖と不安を抱えながらも懸命に生き、『3・11報道では伝わらないもの』を発信し続けています。
講演では、6か月間の避難生活経験から避難所における女性・主婦目線の重要性についてお話しします。また震災の語り部として当時の体験や防災の学びをお伝えします。
プロフィール
宮城県石巻市出身
ECO生活とキャラ弁作りが大好きな主婦であり、たまに毒を吐く?!妻であり、世界一娘を愛する母。東日本大震災では、2~3mの津波が自宅をのみこみ、当時小学校5年生の娘と間一髪自宅2階の屋根に上り難を逃れた。
その後1700名の避難者の一人として、6か月間避難所で生活をする。図らずも避難所のリーダーとして、避難者、学校、地域を考えながら避難所運営にあたった。避難所で出会った人々との縁で各地にて震災の体験を伝えている。現在は講演活動や地域を訪れる方に語り部として震災の体験や防災の学びを伝えながら、被災地支援と地域の子ども達を結びつける活動「One Smileプロジェクト」に取り組んでいる。
講師からのメッセージ
3.11のことをインターネットで調べれば調べるほど、当時の様子や映像が出てくるので、少し、気分が悪くなり、気持ちが落ち着きません。生活が落ち着けば落ち着くほどに、恐怖が強くなります。また失うのでは?取り越し苦労なのですが、不安はぬぐえません。でも、語らなければなりません。そういう自分が伝えるからこそ、ありのままなのだと言い聞かせています。
主な講演実績
仙台、静岡、愛知、大阪、兵庫などでの、ボランティア活動で被災地を訪れた団体の会合、被災地に思いを寄せるイベント、学校でのPTA向け研修会、小学校・中学校・大学での防災教育、防災授業、命の教育などでのテーマで講話。
主な講演のテーマ
1. 3.11 報道では伝わらないもの
2. 避難所は社会の縮図
3. 避難所における主婦目線での取り組み
4. 心をこめて、今を生きる