
はやしや そめじ
林家 染二
- 肩書き
- 落語家
- 出身・ゆかりの地
- 大阪府
この講師のここがおすすめ
幅広い古典落語のパワフルな高座で幅広い客層を集める林家染二氏。心の温もりを描く人情噺に高い評価を得ておられます。また、大学教育や各種社会問題をテーマとした講演など幅広く活躍中です。
「知れば安心!消費者トラブル笑ってガード」(悪質商法被害防止)のほかコミュニケーション、教育、福祉、男女共同参画、笑いと健康など幅広く語ります。心の温もりを描く人情噺の正統派!
プロフィール
芝居噺と共に滑稽噺を得意とし、パワフルな高座で幅広い客層を集めている。
また、心の温もりを描く人情噺に高い評価を得ている。次代を担う正統派として注目されている。日航名人会海外公演で19カ国30都市を巡演した。
2012年落語家で初めて京都大学にゲスト講師として招かれ、以降も毎年一回登壇するなど、大学教育や各種社会問題をテーマとした講演にも取り組み、その活躍は幅広い。
略歴
1961年9月17日生まれ。
1985年3月 龍谷大学 法学部卒業 中学校・高等学校社会科教員免許 取得。
1984年9月 林家染二( 現 四代目林家染丸 )に入門、芸名 染吉
1985年7月 林家一門会「林染会」にて初舞台
1997年10月 三代目林家染二を襲名
公益社団法人上方落語協会理事 天満天神繁昌亭運営委員
主な受賞歴
1998年 第53回文化庁芸術祭演芸部門優秀賞(上方落語界において過去最短)
2004年 上方お笑い大賞最優秀技能賞、第59回文化庁芸術祭演芸部門優秀賞
2005年 大阪文化祭賞、2008年 第2回天満天神繁昌亭大賞 他
主なメディア出演
NHK「上方演芸ホール」、関西テレビ「扇町寄席」、朝日放送「日曜落語なみはや亭」、
スカイ・A「らくごくら」、1008ABCラジオ「ちょっと“はんなり”染二です!」 他
主な著作
CD:林家染二落語ライブSOMERA vol.1「らくだ」(nunojiusagi)
DVD:林家染二落語ライブ「花吹雪」(nunojiusagi)、落語おけいこつけ「手水廻し」(エキスプレス)、第2回繁昌亭大賞受賞記念「地獄八景亡者戯」(らくご屋) 他多数
主な講演のテーマ
<笑いと健康>
「笑う門には福来たる~思いっきり笑うと元気になれます~」
笑いは「副作用の無いお薬」です。笑いで心豊かに免疫力を高め、健康な日々を 生み出す一歩をご案内します。笑いと健康の結びつき、また笑いをつむぐ落語家の日々の奮闘をお話し、最後は林家染二の落語で思いっきり笑っていただき、「笑いと健康」そのものを体感していただきます。
<人権>
「笑いは希望の光」「心をつなぐ落語の噺」「笑いと情けが人の輪を広げる」
落語は人権のバリアフリー。落語の世界の人々は、誰もが差別無く心豊かに生きています。多様化する人権意識や人権感覚は、家庭の温もりの中で次代を担う子どもたちに育まれ、形骸化しつつある「情」で結ばれた近隣意識が命脈を保ちます。人と人がふれあい癒される「笑い」。生きるエネルギーである「笑い」。身近な話題の中で人権問題を語ります。
<男女共同参画>
「まん丸笑顔で生き生き参画」
聞き慣れない参画の意味への問いかけ。そして男尊女卑の江戸時代に出来た落語の世界で性差を越えて笑いを作る夫婦の愛情。子どもの笑いに見る「男女共同参画社会」の根源を海外で触れた子どもたちの表情を交えて。職場や地域社会、育児に見る偏見とセクシャルハラスメントの考察など。笑いの中で、男女共同参画社会の身近な一歩をお伝え致します。
<コミュニケーション>
「プロの落語家に学ぶ雑談力の鍛え方」「心をつなぐRAKUニケーション」
雑談力とは単に当たり障りのない話をする方法ではありません。周囲の空気を的確に読み、会話をスムーズに進め、自分の意見を発信しつつ、場を和ませ人を快活にさせるユーモアのある環境づくりになくてはならないアイテムです。ビジネストレーニング、地域のコミュニケーション、就活、婚活の必須トレーニング。楽しく学び、大きな声を一緒に出して豊かな明日を切り開いてください。文化庁芸術祭優秀賞を受賞したプロの落語家が、笑いの中にも実践トレーニングを加えてお話する画期的な体験型講演です。
<悪質商法>
「知れば安心!消費者トラブル笑ってガード」
悪質商法の被害にあわない最大の武器。それは知ることです。そして自分は大丈夫という自信が危険です。各種の点検商法を中心とする訪問販売や、悪質巧妙化する振り込め詐欺、利殖商法、養殖商法、当選商法、催眠商法、送り付け商法など、身近にせまる悪質商法を、笑いに包みながら被害を防ぐ知識として実例を楽しくお話し、また被害を救済するクーリングオフ制度をわかりやすくご理解いただきます。
<教育>
「一生懸命がかっこいい~子どもの人間力を育てよう~」
現代社会に生きて行く子どもたちをお持ちの皆さんに、自分の力で未来を開く、伝承芸落語の世界で得た人間が生きて行く力である人間力を家庭教育でいかに生かせるかについて、子どもの幼稚園・小学校受験からの体験、小学校における芸術鑑賞会での子どもたちとの出会いから、子どもの心を守り育てる、家庭での父親、母親の役割と子どもへのふれあいについてお話致します。
<福祉>
「心の扉をノックしませんか~近隣意識はあったかい~」
手を伸ばせばぬくもりがある。福も祉もさいわいという言葉の意味が希薄になる中、情という心癒される近隣意識の扉は「あいさつ」で開かれる。またお年寄りの元気な町は心豊かな町というテーマを背景に、身近に考える高齢者福祉を捉え、マイペースボランティアのすすめと、共に感じる心が作る笑顔広がる福祉の町についてお話致します。