
ほそだ ともや細田 智也
- 肩書き
- 元入間市議会議員
臨床検査技師 - 出身・ゆかりの地
- 埼玉県
この講師のここがおすすめ
女性から男性への性転換者として、世界初の議員となった細田智也さん。
「トランスジェンダーの 自分だからこそ、LGBTだけではなく、“いじめ”や“障害を持っている方” など少数派と言われている方の味方になりたい」という思いで、議員、講演活動を行っておられます。具体的な体験談を通じて、“他の人とは違うこと”や“多様性”をお互いに尊重しあい、生活していくことの素晴らしさを実感できる講演です。
プロフィール
1991年 埼玉県生まれ。
2014年 大学在学中に戸籍の性別変更完了。
2016年 帝京大学医療技術学部臨床検査学科卒業。第62回臨床検査技師国
2016年 男性の臨床検査技師として公立病院に就職。
2017年 入間市議会議員一般選挙にて25歳最年少で当選。女性から男性に戸籍を変更し議員となったのは、世界初であり、国内外のメディアからも取材を受け話題を呼んだ。
2020年6月、英国の非営利団体「One Young World」による「地域社会の若者に好影響を与える」年間最優秀政治家15人のうちの1人に選ばれた。
2021年 入間市議会議員選挙 29歳現職最年少 2期目当選。
現在は、企業・学校等で、“性の多様性”などについての講師とし
主な講演実績
私立中学校/公立高等学校/教職員向けLGBT講演/第37回埼玉人権フォーラム/保健主事・保健主任合同講演会/ドイツ大使館・ドイツ-日本研究所 主催 シンポジウム パネリスト/ダイバーシティ・パークin新宿/子育て団体向け講演/企業向け講演 他多数
主なメディア出演
NHK「首都圏ニュース845」「おはよう日本」、NBC News
The New York Time、The Independent、AERA、読売新聞、朝日新聞、埼玉新聞、東京新聞、日経新聞、毎日新聞、山梨日日新聞、LGBTER 他多数
主な講演のテーマ
1. 自分らしく生きる
トランスジェンダーの一当事者としての経験をもとに、「LGBT
「どんな生き方をしているのか」など、『同じひとりの人間』とし
“性”の偏見を取り払い、一緒に“男らしさ・女らしさ”を 改めて考えてみませんか?
2. 学校現場×LGBT~ちがいを力に変える~
13人に1人の割合と言われるLGBTQ+。40人クラスならば
2015年春、文科省が全国の国公私立の小中高校などに、「LG
実際、学校で講演を行う度に、私の元には生徒から「自分ももしか
本テーマでは、トランスジェンダーである自身の経験と知識をもと
実際にLGBT当事者と生徒の出会いを通じ、ありのままに生きる
3.「ふつう」ってなんだろう?~性的マイノリティから考える人権~
2020年春、某大手企業が6万人を対象にスクリーニング調査を
「LGBTってなぁに?」など、まずは「知ること」から始めてみ
聴講者の声
- テレビの中の世界だと思っていたが、実際にLGBT の方にお会いして衝撃を受けました。どういう風に女性から男性に変わっていたかを事例でとても生々しく説明していただいて頭が真っ白になりました。もっと色々な方に伝えるべきだと思いました。説得力が凄い。
- LGBT という言葉は知っていましたが、教員の立場として、配慮した方がよい言動を学ぶことができました。やはり何気ない言葉が生徒を傷つけてしまうことがあると心に常に留めておく必要があると改めて実感しました。
- 心の性と体の性が一致しないという感覚は一体どのようなものなのかは実際よくわからない。けれど、細田さんのお話を聞いていると、僕が思っている以上にとても辛いものだということが分かりました。そんな辛い中で細田さんは一生懸命生きて、僕たちに講演をしてくれたことは大変すごいことだと思います。僕の知り合いにはLGBT の人はいないけれど、もしかしたらその中にそれを隠している人もいるかもしれません。なのでもし告白されたら、しっかりとありがとうと言えるようにしたいです。