いりえ せな入江 聖奈
- 肩書き
- 東京五輪2020ボクシング女子フェザー級金メダリスト
- 出身・ゆかりの地
- 鳥取県
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女子ボクシング&鳥取県出身者で初の金メダリストの入江聖奈さん。試合の戦略を全て「カエル」で例えたことから、メディアでも大きく取り上げられ、「カエル愛」は流行語大賞にノミネートされました。2022年11月で協議を引退し、現在は東京農工大学大学院でカエルの研究を行っています。
講演では、「謙虚さ」と「ネガティブ」をキーワードに、課題や難題を一つ一つクリアし、目標を達成することの大切さを語ります。
プロフィール
小学2年生の時に読んだ小山ゆうの「がんばれ元気」の影響で米子市内唯一のボクシングジムに入門。中学校では陸上部に所属しており、800mで1年時に全国中学駅伝に出場した。高校からボクシングに専念。1年時に並木月海に敗れるも、2、3年の全日本女子選手権(ジュニア)を連覇を果たし、国際大会でも2018年世界ユース選手権にて銅メダルを獲得した。
日体大へ進学後、2021年東京オリンピックボクシング女子フェザー級に日本代表として出場し、決勝でフィリピンのネスティー・ペテシオを5-0の判定で破り金メダルを獲得した。日本女子アマチュアボクシング選手として史上初の金メダリストであり、全種目を通じて鳥取県出身では史上初の金メダリストとなった。
試合時の戦略を全て「カエル」で例えたことからメディアでも大きく取り上げられ、その「カエル愛」が流行語大賞ノミネート。日体大卒業後はカエルの研究のため、東京農工大学大学院に進学する。
戦歴
2018年 AIBA 世界ユース選手権 銅メダル
2019年 世界女子選手権 ベスト 8
2020年 東京オリンピックアジア・オセアニアアジアオセアニア予選 準優勝
2021年 2020 東京オリンピック女子フェザー級 金メダル
2022年 ASBC アジア U22 選手権女子フェザー級 金メダル
受賞歴
2021年 鳥取県県民栄誉賞
2021年 鳥取県スポーツ最高栄冠賞
2021年 米子市市民栄光賞
2021年 紫綬褒章
主な講演のテーマ
『不器用な私が金メダリストになれた思考力
~「謙虚」と「ネガティブ」が生み出す目標達成方法~』
決して子供の頃から器用だった訳ではない。しかし、「謙虚さ」と「ネガティブ」をキーワードに目の前の課題、難題を一つ一つクリアし、目標を達成してきた。
ボクシング競技は学生までで区切りをつけ、愛する生き物・カエルの研究のため大学院へ進学し研究者の道へ。競技で金メダルを獲ったように、今度は研究の道でも一つ一つ難題をクリアして行けるよう新たな道で学んでいる途中。それぞれの方の人生の目標のヒントになるお話ができればと思います。