かつら ふくまる桂 福丸
- 肩書き
- 落語家
- 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
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プロフィール
1978年神戸市生まれ。灘中学灘高校卒業後、京都大学法学部に進学。2001年卒業。卒業後は英語落語を学びアメリカでも公演を行う。2007年2月、4代目桂福団治に入門。「福丸」の名付け親は作家の藤本義一氏である。3月9日に高石アプラホールにて初舞台を踏む。天満天神繁昌亭ほか、各地の落語会に出演中。寄席では古典落語を中心に演じている。
2014年4月には、自身の体験を基にしたビジネス書「怒られ力~新社会人は打たれてナンボ!(明治書院)」を出版。「京大宇宙落語会」では、宇宙をテーマにした新作落語を発表している。クラシック音楽とのコラボレーションや、B型肝炎の患者の方々に寄り添う活動なども行っている。
2021年より、小学生向けの落語会「子どもだけ寄席」を開始。ラクゴニンジャというキャラクターの落語解説、じゅげむなどの初めてでも楽しめる演目、太神楽曲芸などの寄席の演芸を合わせて子どもたちに楽しんでもらっている。場内には大人は入れず、入場料は数百円とし(皆様からの志で運営)、子どもたちが自分のおこづかいで入るというのも特色。子どもたちの自立やお金の勉強の手助けにもなるよう工夫している。
・王寺町こども落語教室講師
・令和4年度SMBCコンサルティングweb動画講師
・令和3年度 横浜市保土ヶ谷区「20万区民の自助・共助による減災運動」推進大会 講演
・令和4年度 厚生労働省 大阪労働局 講演(6月実施)
受賞歴
2017年度 文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞
第23回 新進落語家競演会新人奨励賞
2017年度 花形演芸大賞銀賞
2021年度 大阪文化祭奨励賞
主な舞台出演
天満天神繁昌亭、子どもだけ寄席、学校公演(各地)、会社研修会(落語、講演、ワークショップ)他
主な講演のテーマ
1. 怒られ力~新社会人は打たれてナンボ!
2. 若者の心に響く怒り方
3. 生きる道の見つけ方~阪神・淡路大震災が決めた落語家人生~
4. 楽しく脳を活性化~笑って認知症予防~
5. 心と心をつなぐ防災~人と人とのコミュニケーションが産む絆~
6. 笑いとコミュニケーションによる安全対策~『人の気』を使って楽しい職場を~
7. プロの落語家が楽しく語る 仕事とコミュニケーションがラクになる講座
※その他 英語落語・エコ落語・宇宙落語など
著作紹介
講師紹介動画
聴講者の声
- 怒られるということは私の中ではマイナスなイメージでしたが、自分の成長につながることだと気付きました。小さい頃よく親に怒られ、当時は私のことが嫌いなのかなと思っていましたが、振り返ると怒られたことで良いこと悪いことの判断ができ、常識を持った大人になることができました。私もいずれ怒る立場になるかもしれません。その時は、相手を想った怒り方をしようと思います。
- 「仕事のできる人は怖い」と聞いて、仕事ができる人は知識も豊富で理由も明確だと思いました。怒られたらそのままにせずなぜ怒られたのか分からないことでも危聞きに行くことが大事で聴くことが自分を成長させるということが分かりました。私は自己保護ばかりを考え本当の目的や大事なことが後回しになっていました。この学びを忘れず今後に活かしていきたいです。
- お話の中で特に印象に残った言葉は「楽すれば楽がわざして楽ならず楽せぬ身はるか楽々」です。今まで楽をした分はどこかでその分が返ってきて結局最後は楽ではなかった経験があり、納得・共感することが沢山ありました。
- 世の中には怒られたい、自ら怒られると言う人はいないと思います。私も怒る人には関わりたくないと思いその人から遠ざかっていました。私の怒られる力は弱いと思いました。怒っていただけることで正しいことを教えていただいていると思える人になりたいです。怒られて良い気はしませんが何事もポジティブに考えた方がいいと思いました。若いうちから怒られた方が忍耐力、知識が付いて今後の自分につながることがわかりました。講演会も落語もとても楽しかったです。
- 今回の講演会を聞かせていただき学んだことが大きく分けて2つありました。1つは、新しいことよりも昔のことを学ぶということが新しいものを作り出すことにつながるということです。基礎をしっかり学ぶことによって応用の知識を身につけることができることが理解できました。2つめは、仕事ができる人は怖いと言うことです。その人がどうして怖いのかということは考えたことがなかったですが、仕事に熱意を持っているからと納得できました。