こむろ よしえ小室 淑恵
- 肩書き
- 株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長
- 出身・ゆかりの地
- 東京都
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日本企業の厚い壁を切り崩す、ワーク・ライフバランスの伝道師 。働く女性のロールモデルとしても絶大な支持を集める小室淑恵さんは「限られた時間の中で“ワーク”の成果を最大化するために“ライフ”を充実させるのがワーク・ライフバランスの意義」だといいます。
労働者にとってよりよいルールを作りながら、企業が世界で競争する中で勝ちつつ、社員を大切にする環境を作っていくために、経営戦略の視点での「働き方改革」を実例も踏まえてお話しいただけます。ワーク・ライフバランスの重要性を改めて考えてみませんか?
プロフィール
2006年株式会社ワーク・ライフバランスを設立。
900社以上に働き方改革コンサルティングを提供し、残業を削減しながら業績を向上させ、従業員の出生率も向上するなどの成果が出ている。
全国で年200回を超える講演依頼を受け、役員や管理職が働き方改革の必要性を深く理解できる研修に定評がある。多種多様な価値観が受け入れられる日本社会を目指して邁進している。
自らも2児の母として子育てをしながら、効率よく短時間で成果を上げる働き方を実践。残業ゼロ、有給取得100%で増収増益を達成し続けている。
2014年9月より安倍内閣「産業競争力会議」民間議員、2015年2月より文部科学省「中央教育審議会」委員、内閣府「子ども・子育て会議委員」、経済産業省「産業構造審議会委員」、厚生労働省「社会保障審議会年金部会委員」など複数の公務を兼任。
受賞歴
2004年 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞
2014年5月 ベストマザー賞(経済部門)受賞
講演実績
大分県/内閣府男女共同参画局/八王子市/㈱伊勢丹アイカード/NTTソフトウェア/ ㈱NTTデータ/キャノン動労組合/キリンホールディングス㈱/サノフィ・アベンティス㈱/㈱JTB法人東京/ダイハツ工業㈱/武田薬品工業㈱/東京海上日動火災保険労働組合/TOTO/ニフティ㈱/日本銀行/日本ユニシス㈱/日立製作所/富士通㈱/松下電器産業㈱/三菱UFJ信託銀行従業員組合/UNION/㈱ロイネ/東京都庁「東京しごとの日」/中央大学/日本経済新聞社/日本公認会計士協会東北会/日本女子大学/奈良経済同好会 等、年間300回以上の実績 ※順不同・敬称略
主な著書
『働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社』(毎日新聞出版)
『新しい人事戦略 ワークライフバランスー考え方と導入法ー』(日本能率協会マネジメントセンター)
『結果を出して定時に帰る時間術』(成美堂出版)
『あなたが働き方を変えるべき48の理由』(二見書房)
『今や多数派“ワケあり社員”が戦力化するすごい仕組み』(小学館)
『なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)
『1日5分! 忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術』(日本実業出版社) 他多数
主な講演のテーマ
【講 演】
1. 経営戦略としてのワークライフバランス
日本企業のおかれている厳しい環境の中で生き残っていくためのマネジメント手法として、ワークライフバランス導入は待ったなしの状態であることを、シビアにお伝えします。役員クラスの意識改革を狙い、全役員が出席する会合や、部門長クラスの管理職研修などの場での講演のご依頼を多く頂いております。課長・部長クラスを対象に行う際には「自分自身が親の介護で短時間勤務になったら?」というディスカッションを行うことで、ワークライフバランスは一部の育児女性のためのものではなく、明日は我が身と腹落ちすることを狙いとします。「長時間勤務こそが成功に欠かせない」と過去の成功体験から抜け出せない層に、「これからの社会はそうではない」と正しくご理解頂きます。
2. 結果を出して定時で帰るチーム術 ~秘訣はワークライフバランス~
今後、時間制約をもつ社員が大半になるという日本社会の構造を解説した上で、仕事の見える化・共有化をすすめてチームで生産性をあげる手法を紹介する内容です。長時間労働が恒常化している企業からのご依頼が多く、リーダーとメンバーがセットで出席するなどの仕掛けを入れて効果を上げてゆくことがお勧めです。ワークやディスカッションを含めて2時間から2時間半の時間が必要となります。
3. あなたが輝く働き方 ~ワークライフバランス~
今後、子どもを二人以上育てるには、男性一人の収入では足りないといった日本の現状を紹介したうえで、夫婦で働き、夫婦で家事育児をするという新しいスタイルを確立する必要性をお伝えします。またその秘訣として男性の働き方を変えていくこと、女性は周りを信じて任せることのコツを紹介し、明日から実践して頂くことを狙いと致します。女性が育児で辞めてしまう傾向が残っている企業からのご依頼が多く、対象は若手社員や女性社員として多くご依頼を頂いております。
4. 大介護時代の働き方 ~ワークライフバランス~
これから5年で団塊世代が一斉に要介護世代となり、日本は介護難民だらけの国になり、団塊ジュニア世代がそれを支えざるを得ない社会構造がやってきます。介護は情報戦であり、いち早く情報を知り、対策することで両立することが出来るということをお伝えし、明日からすぐにできる介護への備えと、両立できる働き方に変えるコツを伝える内容です。
全社員に40歳になった時点で全員受講させるといった必修の形を取る企業が多く、近年非常にお問い合わせの多いプログラムです。
5. ワークライフバランスとは
ワークとライフは相乗効果(シナジー)の関係であり、ライフで豊富なインプット・自己研鑽をしていなければ、ワークで高い成果をあげることは出来ない、というワークライフバランスの本質を伝える内容です。社員にまだまだワークライフバランスという言葉の意味を誤解している人が多い企業、言葉自体の認知度が非常に低い企業からのご依頼を多くいただきます。
6. 業績とモチベーションが上がる!~経営戦略としての働き方改革~
【研 修】
1. プレゼンテーション研修
ワークライフバランスを実現するという時には、効率的に業務を進めることが欠かせず、そのためには端的に物事を伝え、相手を動かすことが必要です。それをスムーズに実現するスキルのひとつが「プレゼンテーション力」。相手に対してどのように働きかけるのかといった、課題解決力を身に着けて頂くことを主眼と致します。
2. ファシリテーション研修
会議が長い、議論が活発ではない、物事が決まらない、といった「会議」に課題のある企業からよくご依頼を頂きます。限られた時間でたくさんの意見を引出し、物事を決定し、達成まで導いていく、そしてチームを活性化する方法を参加者の方に実践して頂きながらお伝え致します。リーダーシップ研修としてもお勧めしております。
3. ドリームミーティング
社員に元気がない、自発的な様子がなかなか見られない、若手がキャリアプランを描けていないようだ、といった課題を抱えている企業からよくご依頼を頂きます。そもそもどんな夢を持っているのか?ということをワークやライフの面から改めて考えて頂き、どのように夢を達成していくのか、小さなステップにしていくことを実践して頂きます。今の環境の中でどのように活躍して頂くのか、具体的なイメージをもって頂き、イキイキと働けるようモチベーションアップすることを狙いとしております。
4. 女性活躍推進研修
女性社員に対してこんな誤解はありませんか?
・女性は結婚・出産でモチベーションダウンしてしまう
・女性は管理職になりがたがらない
・仕事と家庭の両立が大変という理由で離職する
・短時間勤務制度などがあれば女性は働きやすいはず
・転勤を嫌がる女性は上昇志向がない。
きちんとメッセージを発し、必要な対応を行えば、女性社員はキャリアアップを目指し、活躍してくれます。女性活躍推進コンサルティングとしている、女性社員本人を対象にした「ライフイベントを乗り越えてキャリアアップするためのコツ」や、マネジメント層のみなさまに向けた「ビジネスで飛躍するための女性社員の活かし方」の研修のご依頼を多くご依頼いただいています。