まち あせい町 亞聖
- 肩書き
- フリーアナウンサー/報道キャスター
- 出身・ゆかりの地
- 埼玉県
プロフィール
小学生の頃からアナウンサーに憧れ1995年に日本テレビにアナウンサーとして入社。
その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。また北京パラリンピックでは水泳メダリストの成田真由美選手を密着取材。
“生涯現役アナウンサー”でいるために2011年にフリーに転身。
脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書「十年介護」を小学館文庫から出版。
医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。
東京2020パラリピックを取材。
共生社会の実現を推進するための認知症基本法の施行に先立ち内閣総理大臣が議長を務め開催されている『認知症と向き合う「幸齢社会」実現会議』に有識者として参加している。
主なメディア出演
ラジオ日本「町亞聖のスマートNews」
NHK Eテレ「ハートネットTV リハビリ・介護を生きる」出演(2017年)
テレビ朝日「ワイドスクランブル」、テレビ東京「大人の極上ゆるり旅」(ナレーション)、ラジオNIKKEI「集まれ!ほっとエイジ」等出演多数
主な講演のテーマ
『十八歳からの十年介護』
私の夢は、「障害があっても病気になっても住み慣れた地域で最期まで普通の暮らしができる社会を作りたい」というものです。「死」や「老い」は平等に私たちのもとを訪れます。愛する家族や自分の命を守るのは自分自身という意識を持たなければ「経済的な差」だけでなく「意識の差」で「命に格差」が生まれる時代になってしまいます。
私一人の力は小さなものかもしれませんが、現場の声なき声に耳を傾け掬いあげ伝え続けていくことで、医療や介護を身近に考える「きっかけ」作りをしていければと思います。
私の出演している番組を欠かさず観てくれた母、報道局に異動になった時に私以上に憤り悔しがってくれた父、二人は私の一番の応援団でした。アナウンサーに戻った娘を天国から笑顔で見つめてくれているに違いありません。これからもカメラの向こうに大切な家族を思い浮かべながら心を込めて“伝える仕事”をしていきたいと思います。