もりた かずよ森田 かずよ
- 肩書き
- 障害者女優(義足の女優、ときどき車椅子女優)&ダンサー
- 出身・ゆかりの地
- 大阪府
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重度の障がいを持って生まれてきた森田かずよさん。障がいに対してマイナスの意識がほとんどなく、逆にそれらをメリットとしてポジティブに捉えて表現活動をされています。そんな前向きな森田さんのお話とパフォーマンスは、障害がある人もない人も、障害の捉え方が大きく変わります!
プロフィール
1977年生まれ、大阪府出身。先天性の障害(二分脊椎症・先天性奇形・側湾症)を持って生まれる。
18歳より表現の世界へ入り、ある時は義足を身につけ、ある時は車椅子に乗りながら、舞台に立つ。
障害のある身体で、自分らしく何が表現できるのか、何を伝えることができるのか。自分の身体と向き合い、表現の可能性を日々楽しく考えながら、義足の俳優&ダンサーとして活動している。
大学卒業後、奈良県の劇団を経て現在フリーで活動。ヨコハマ・パラトリエンナーレ、SLOW MOVEMENT、庭劇団ペニノなど多数の公演やイベントに出演。東京2020パラリンピック開会式に出演。
障害のある人や市民参加のダンス公演の振付や演出、ワークショップ講師やレッスンなども行う。
近年は、文化庁やブリティッシュカウンシルが主催する、障害のある人とパフォーミングアーツの可能性についてのシンポジウムなどにも登壇し、日本の障害者パフォーマーのリーダ的存在のひとりとして注目されている。
個人ユニット「Performance For All People.CONVEY」主宰。
母と共に、ダンススタジオP’spot14を含めたNPOピースポット・ワンフォーを立ち上げ理事長を務める。
文化庁・厚生労働省共同開催、障害者文化芸術活動推進有識者会議および障害者による文化芸術活動の推進に関する国の基本計画案作成のためのワーキンググループメンバー(2018年度)
大阪府障害者施策推進協議会 文化芸術部会 委員(2019年度~)
2020年4月~ 追手門学院大学地域創造学部 草山ゼミ 特別講師
2021年3月、神戸大学人間発達環境学研究科人間発達専攻博士前期課程修了。修士(学術)の学位取得。
障害者のある人ダンス表現と身体に関する研究を行う。
受賞歴
2012年 第11回北九州&アジア全国洋舞コンクールバリアフリー部門チャレンジャー賞(1位)
2020年 PERSOL Work-Style AWARD 2020 ダイバーシティ部門
主なメディア出演
NHK「きらっといきる~私の身体で演じたい~」
NTV「24時間テレビ26~私を一番愛する人~」
京都テレビ「ふれ愛さんか・いきいき福祉」
NHK Eテレ「バリバラ~障害者情報バラエティ~」
テレビ東京(BSジャパン)「生きるを伝える」、「感動か笑いか、だけではしんどい」
BuzzFeedJapan「24時間テレビとバリバラに出演 義足の女優が語るリアル」
フジテレビ インターネット番組「ホウドウキョク FLAG7」
主な講演のテーマ
1. 身体で感じる多様性
2.「障害」とは何か?視点を少し変えてみると・・。
3. “ちがい”を楽しみ、伝える方法
障害者の私がパフォーマンスをすること。それはまさに、自分の障害と向き合うことでした。『障害』という枠組みを広く捉え、”特徴”、そして人々ぞれぞれの”ちがい”としてこの世界を見てみると、世界はとてもキラキラしていました。
人と人とが、どうその”ちがい”を認め合い、関係を創造していくのか。一緒に考えてみましょう。