室山 哲也

むろやま てつや
室山 哲也

肩書き
日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)会長
大正大学客員教授
東京都市大学特別教授
元NHK解説主幹
出身・ゆかりの地
岡山県

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『ウルトラアイ』『クローズアップ現代』『NHKスペシャル』─。誰もが知っている番組の制作に携わり、解説主幹としてカメラの前にも立ってきた室山哲也さん。とっつきにくい科学の話をわかりやすく、興味がそそられるように伝えるプロフェッショナルです。講演では、聞き手の関心があることを入り口にして、できるだけ本音で話すことを大切にしています。これからの社会における幸せとは何か。人間らしい働き方とはどのようなものか。よりよい社会を後世に残すために避けては通れない命題をめぐって、室山さんの講演には重要なヒントが散りばめられています!

プロフィール

1976年NHK入局。
「ウルトラアイ」などの科学番組ディレクター、「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」のチーフプロデューサー、解説主幹を経て、2018年定年。科学技術、生命・脳科学、環境、宇宙工学などを中心に論説を行い、子供向け科学番組「科学大好き土よう塾」(教育テレビ)の塾長として科学教育にも尽力した。

モンテカルロ国際映像祭金獅子賞・放送文化基金賞・上海国際映像祭撮影賞・科学技術映像祭科学技術長官賞・橋田壽賀子賞ほか多数受賞。日本科学技術ジャーナリスト会議会長。大正大学客員教授。東京都市大学特別教授。武蔵野美術大学講師。

主な講演のテーマ

1. どうつくる?持続可能な社会 ~新型コロナとSDGs~
SDGs(持続可能な開発目標)が注目されています。新型コロナウイルス、気候変動、エネルギー問題、食糧問題など・・。人類社会は「持続可能な成長」の重要性に直面しています。急激な人口爆発と無計画な開発で、人類はすでに地球1.7個分の生活をしており、もし全員がアメリカ並みの生活をすると地球が5個必要との報告もあります。地球1個分で、豊かで質の高い生活をするにはどうすればいいのでしょうか?新興感染症、環境問題やエネルギー問題の現状を踏まえて、どのような社会を実現すればいいのか?最新の科学的データも踏まえながら、わかりやすくお話しします。

2. 人工知能の光と影
産業、医療、交通など、人工知能が社会全体を大きく変えつつあります。しかし、急速な進歩のため、やがて人類を支配するのではないかと心配する科学者も現れています。私たちは人工知能とどのように向き合っていけばいいのでしょうか?そのための教育はどうあるべきなのでしょうか?人工知能の現状と課題について、最新情報を交えながらお話しします。

3. 自動運転の光と影
自動運転が急速に進化しています。自動運転のレベルは1から5まで。最近レベル3の車も発売され、条件付きではありますが、無人運転が可能なものも出てきました。しかしその一方で、「事故責任の所在」など、法的課題などへの取り組みが遅れています。。今後、どうすれば正しい形で自動運転が実現するのか?最新情報を交え、現状と課題、未来社会のありようについてお話します。(室山は政府の自動運転審議会の委員でもあります)

4. ロボット技術と社会
人間は、道具を作ることでテクノロジー文明をつくり上げてきました。ロボットはその最先端の創造物です。そして今、ヒューマノイド、アンドロイドなど「人間に酷似した」ロボットまで出現し、AIと融合して、より人間に近い能力を持つまでになってきました。しかし一方で、誤作動やテロによる危機管理の問題や、私たちの雇用を奪うなど、様々な課題もあります。私たちは今後、どのようにロボットに向き合っていけばいいのでしょうか?最新情報を盛り込みながらわかりやすくお話しします。

5. どう向き合う?地球温暖化
産業革命以降の人間活動は、温室効果ガスの増加を招き、地球温暖化による気候変動をひき起こしました。海面上昇、台風の強大化、豪雨、干ばつなどが深刻化し、経済活動や、私たちの健康に深刻な影響を及ぼし、国際政治にも暗い影を落としています。国連は「気候変動」の表現を「気候危機」と言い換えるほどの危機感を表しています。私たちはこの問題に、どのように向き合えばいいのでしょうか?最新の科学的成果も盛り込みながらわかりやすくお話しします。

6. 再生可能エネルギーと未来社会
東日本大震災以降、日本のエネルギー政策は大きく漂流しました。しかし昨年末、政府は、2050年の温室効果ガス排出を実質ゼロとし、再生可能エネルギーを大幅に拡大する方針を打ち出しました。今後は、地球が持つエネルギーを上手に引き出し、成長戦略にもつなげながら、健全な循環型社会を作っていかなければなりません。私たちは、どのようにエネルギーと向き合い、未来社会を作っていけばいいのか?最新情報を織り交ぜて、わかりやすくお話しします。

7. みんな違ってみんなイイ!
現代ほど「ダイバーシティ(多様性)」が重要な時代はありません。新しい文明が異質な文明の交差点で生まれる(トインビー)ように、異文化と向き合い、新しい価値を作れる子供や青少年が育っていく必要があります。SDGsでも、その重要性が高らかに宣言されています。私の娘(自閉症)を育てた経験も織り交ぜながら、多様な社会をどう作っていくのか、脳科学、進化生物学などの最新研究を元にお話します。

8. ロボコンに見る教育の極意
私は、NHKロボコンのプロデューサーでした。ロボコンは、今や日本のみならず世界に広がった「創造性教育のモデル」と評価されています。「モノつくり」に興奮する人類の脳の本質が秘められているからです。30年を超える歴史を持つ、ロボコンが示唆する教育の秘訣について語ります。

9. 脳を知ってよい子を育てよう
脳は、五感を通じて世界を感じ取り、情報を整理統合し、独自の精神世界を作り、出力する巨大な情報増幅工場です。人間の脳はどのような特徴を持っているのか?私が担当したNHKスペシャル人体「脳と心」の情報も織り交ぜながら、最先端の科学的知識をもとにした「よい子の育て方」をお伝えします。

10. 生命誕生の8つの偶然
生命が地球に生まれるまで、実に多くの偶然が働き、奇跡のようなプロセスを経てきました。太陽系の誕生、月の誕生、海の誕生、巨大隕石など、生命を脅かす出来事を、私達人間の祖先はどのように切り抜け、進化してきたのでしょうか?宇宙的規模から生命を考えます。

11. こうしてヒトが生まれた
人類は、宇宙進化、太陽系進化、地球進化、生命進化の果てに生まれました。その意味で、現存する百数十万種の生物は、遺伝子の起源が同じ兄弟であり、人類はその一種にすぎません。文明の課題は、すべてこの進化の構図の中で生まれています。私たちの祖先は、ドラマチックな地球大変動の中で、どのように危機を乗り越え、人間になれたのでしょうか?

12. 進化が生んだ病
人類は進化の代償として様々な病気に苦しんでいます。心臓病、脳卒中、ガン、心の病…。最近、これらの病気は、人間が進化することの裏腹だということがわかってきました。病からみた人間論をお伝えします。

13. 宇宙開発競争
人類が作り上げた文明は、いまや宇宙にまで及んでいます。人工衛星は、放送や通信、天気予報など、私たちの生活に欠かせない存在となっています。しかしその背後には、ロケット打ち上げ競争や宇宙ビジネスなど、熾烈な側面もあり、軍事的課題につながる部分もあります。「宇宙開発」はどこまで来ているのか?宇宙開発のの光と影を考えます。

14. サイボーグ人間の誕生
進化するコンピューターに対して、人間の神経系(脳や末端神経)とコンピューターを接続するブレーンマシンインターフェイス(BMI)という新技術が注目されています。この技術は福祉や医療を前進させる一方、人間のスーパーマン化やロボット化現象をもたらし、ある種の人権問題につながる恐れもあります。人類は今後、どのように進化していくのか?その現状と課題について学びます。

15. 巨大地震と日本
日本は世界有数の地震国。日本の歴史は、巨大地震や津波と戦う歴史そのものともいえます。特に都市化が進む中、災害の様相も複雑化し、深刻化する側面があります。私たちは巨大災害とどう向き合うべきなのか?東日本大震災などを交えながら、地球環境が引き起こすリスクと、科学技術の在り方を考えましょう。

16. 生物多様性の危機
人間活動は、急速な生物の絶滅を引き起こしつつあります。その規模と変化のスピードは、地球史の中で、特に深刻といえます。人類の存続にすら影響しかねません。生態系や生物多様性の重要性とそのメカニズムについて学びましょう。

17. テレビディレクター40年:私が出会った偉人達
NHKディレクター、プロデューサー、解説委員の40年のテレビマン人生で、多くの人に会い、世界の見方や人生訓を取材、その現場を目撃してきた。ノーベル賞学者、探検家、政治家、企業人、宗教家、教育者などなど。日本、そして世界を変えてきた偉人達の名言や、人生観、世界観を紹介しながら、私たちが今後生きていく指針をお伝えします。

18. どうつくる?脱炭素社会
政府は「2050年CO2排出実質ゼロ」の目標を決め、脱炭素社会に大きく舵を切りました。しかし、電源構成や交通、など、社会の在り方を大きく変え、目標を達成するのは容易ではありません。火力発電をどうするのか?再生可能エネルギーをどう育てるのか?水素社会の実現性とは?政府が打ち出したグリーン成長戦略などを足掛かりに、脱炭素社会に向けた現状と、今後の在り方についてわかりやすくお話しします。

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