うちだ みちこ内田 美智子
- 肩書き
- 助産師/思春期保健相談士
- 出身・ゆかりの地
- 大分県
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プロフィール
1957年、大分県生まれ。
3000人以上の赤ちゃんの出産に立ち会ってきたベテラン助産師。
「生まれてきて、生き続けることは奇跡の連続だと知ってほしい」と年間100回の講演活動を行い、命の尊さを伝え続けている。その講演は口コミで広がり、問合せが絶えないほどの反響を呼んでいる。病院では若いお母さんを支えるための幼児クラブを主宰。分娩介助や母乳外来でも勤務。赤ちゃんとお母さんが大好きで、女性の一生に関わっていけるまさに天職と思える仕事に就いている。
略歴
1980年 国立小倉病院附属看護助産学校助産師科卒業。福岡赤十字病院産科勤務。
1988年 内田産婦人科医院を産婦人科医の夫とともに継承
2004年 九州思春期研究会設立 事務局長。文科省委嘱 福岡県性教育実践調査研究事業委員(2006年3月まで)
2008年 福岡県社会教育委員(2009年3月まで)。福岡県家庭教育アドバイザー 現在に至る。
主なメディア出演
フジテレビ「テレビ寺子屋」「週刊テレビ批評」 他多数
毎日新聞「ひと」
主な講演のテーマ
1. いのちがここにある奇跡、今あなたがいる奇跡
2. いのちをいただいて、つないで、育むこと
3. キラキラ輝く子どもたちの笑顔がずっとずっと続くために
4. より私らしく輝くために
5. 素敵な女性になるために
6. 食卓から始まる生教育
7. 先に死に逝く大人として
著作紹介
講師紹介動画
聴講者の声
- 今ここにいる奇跡について考え、親に運でよかったと思わせるような生き方を選択したいと思いました。この先自由を手に入れることにもなりますが、節度ある行動を心がけて行きたいです。1人で生きて行くための全ての事を身につけ、巣立つことも忘れずにやっていきます。大学生の食事には驚いたので、料理のレパートリーも増やし、健康な身体を作りたいです。必要なことがしっかりできるようにする時間を必ず作って行こうと思いました。
- 母への感謝、命が当たり前にあることではないこと、食の大切さ、自立をする難しさを改めて感じることができました。私は以前にもいのちの授業を受けたことはありましたが、こんなにも感動する・共感できるのは初めてでした。私が産まれた時も、大変だったということを母から聞いたことがあったので、亡くなった赤ちゃんを授かった話がとても心に沁みました。また、私は将来看護師になりたいという夢を持っていて自分のこともまだ自分でできていないのに他人の命をあずかる仕事をしていいのかなと少し思いました。だから、高校を卒業するまでに最低限の家事をできるように、時間がないのを言い訳にするのではなく自ら父や母に「教えて!」と言える人になっていきます。今ここにある自分は当たり前だと思わずに、こんな幸せな日々が送れているということは奇跡の連続だということを考え、行動していきます。そして今もらっていることの恩返しが両親にできるようにちゃんとした生活が送って行けるようにこれから頑張ります。
- 今回の講演で1番印象に残っているのは、お腹の中で死んでしまった赤ちゃんを産んだ母親の話です。普通だったら陣痛で苦しんだあとには元気な赤ちゃんの産声を聞くことができるのに、その母親は自分の子供の産声を聞くことができない。それがわかっていても、痛みに耐え命がけで生んだ母親の事を考えると涙が止まりませんでした。それと同時に、自分には目や耳、手足などがあってここまで当たり前のように生きてきたことが決して当たり前でなく、たくさんの奇跡の連続だったと言うことが分りました。本当に自分のことを産んでくれた親には感謝してもしきれないと思いました。ここまで大きな病気もせず健康な体で生きてこられたのは、家族のおかげだということを改めて感じました。自分の近くに支えてくれる人がいる今のうちに、自分のことはしっかり自分でできるようにしようと強く思いました。そして、ここまで育ててくれた家族に恩返しを必ずしたいです。
- 内田先生の講演を受けて自分が一番印象に残ったことは、自分の食や生活はこれからの自分の命や新しい命に繋がっていくということです。新生活をスタートさせるにあたって、自炊や選択など全てのことを自力でやっていかないといけませんが、現代の大学生の生活状況を見て、実際に自分も生活全般をやることができるかどうか不安になりました。今の生活を振り返ってみても、帰宅すると温かいご飯が準備され、起きてもその日のお昼のお弁当が作られており、両親がいないと何もできていない状況です。しかし、そういう時こそ、自分は何が出来るのか少しずつでも出来ることを広げていき、今ではなくこれからの自分について重点をおいて生活して行きたいです。例え、すべての事ができなくても今のうちからやっておくことで未来の自分への財産になると思うので、母が自分にやってくれているように日々の生活をつくる食を大切にしてこれからも自分のやれる精一杯のことをやっていきたいです。
- 死産した母親のスライドや障がいを抱えた3児の親の言葉、出産に立ち会った旦那さんの言葉など、終始涙が止まらなかった。それは感動の涙というよりも、命の尊さを身に染みて感じ、命の儚さをふまえた上での、人工中絶の増加に対する悔しさ、そして、もう自分は「子ども」よりも「大人」に近いんだという責任感の裏にある不安さなどといった色々な感情が入り混じった涙だった。進路に悩んでいるまっただ中だが、私に多くの選択しを与えてくれる家庭に生まれたこと、優しい父・母、こういった恵まれた環境に感謝してこれからも笑顔で過ごしていきたい。