よう しょうたろう踊 正太郎
- 肩書き
- 津軽三味線演奏家
踊正太郎流家元 - 出身・ゆかりの地
- 茨城県
この講師のここがおすすめ
独得の奏法が重厚かつ繊細な音色を醸し出し、感性豊かな奏者として活躍中の、津軽三味線演奏家・踊正太郎さん。素朴な語り、温厚な人柄が人気を集めています。講演では、津軽三味線演奏家であるとともに視覚障害者の観点も踏まえながら、「津軽三味線」にかける熱い思いを語ります。何をするにも、「できない理由」が身の回りに溢れている今だからこそ、ハンディを言い訳にせず心豊かに生きる秘訣について学ぶことができる講演です。
プロフィール
1977年1月茨城県石岡市出身。
3歳で茨城県芸術祭にて民謡を唄い初舞台。6歳から津軽三味線を井坂斗絲幸師に習う。
16歳で登竜門・津軽三味線全国大会初出場にて突如6位入賞。衝撃的デビューと話題を集め、NHK「プライム10」、TV東京「人間劇場」ほか、各メディアに出演。単行本「母さん、ぼくに光をください」を出版。
盲学校を卒業後、更なる津軽の音を求め青森県弘前市へ移住し、18歳で津軽三味線第一人者・山田千里師の内弟子となる。
2012年(平成24年)、キングレコードよりメジャーデビュー。稀代の名人、白川軍八郎師・木田林松栄師・高橋竹山師・三橋美智也師と「津軽三味線名人集」にも収録。
2018年(平成30年)、芸道35周年記念コンサートを茨城県立県民文化センターにて開催。
現在、コンサート・講演・作曲・企画・執筆・後進育成など精力的に取り組む。不屈の精神で邁進する姿勢と、穏やかな人柄に人気があり、更なる飛躍が期待される。
主な講演のテーマ
1. 津軽三味線とわたし
共に歩んできた「津軽三味線」にかける熱い思いを人生の履歴にのせてお話しします。
2. 欄干のない橋を渡る
見えないことは不便!津軽三味線演奏家であるとともに視覚障害者の観点から、見えなくても見ようとする意識や感性で会場の皆さま方も五感が研ぎ澄まされて行く展開です。
3. ライブ&トークショー
津軽古典曲を継承する数少ない奏者が、その歴史や聴き所を解説しながら進行します。力強い津軽三味線の音の波動が会場に充満します。
4.音楽鑑賞会、伝統文化講習(学校関係)
授業時間の範囲で行なえます。日本の伝統楽器の一つ「三味線」を間近で見て聴いて、その迫力を体感しながら学んでいただきたいと思います。小学1年生よりセッションも可能です。
※そのほか、主催者様のご要望、聴講対象者に合わせた内容にて相談可能です。