ゆい悠以
- 肩書き
- シンガーソングライター
- 出身・ゆかりの地
- 兵庫県
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プロフィール
1989年に男性として生まれる。兵庫県出身。
初恋は保育園の時、相手は男の子。心と体の違いに悩みながらも周りに合わせた偽りの小学5年生の時、初めて作った曲を学年全体で演奏したのが嬉しくて、以後、自分の葛藤を音楽にぶつけるように作曲に打ち込み自分を保つ。中学校卒業前に母親へカミングアウト。イジメなどに合わないようにという母のススメにより、高校3年間も男性として通う。
高校卒業と同時に性同一性障害の診断を受け、新しい名前「悠以」として、自分の望むスタイルで音楽の専門学校に進学、その後数々の出会いを経て自作した曲を、勇気を出して人前で歌うことを決心。路上ライブがキッカケでマスコミに取り上げられ、現在シンガーソングライター悠以として活動している。歌唱力はさることながら、男声・女声の使い分けによる一人二役の歌唱には定評がある。オリジナル曲は元気の出る音楽からバラード、カバー曲ではポップスから演歌、シャンソンまで多様に歌いこなす。
講演活動も好評で、セクシャルマイノリティ(性的少数派)の人について、家族・学校・社会との関わり方を提案している。
主な講演実績
奈良県生駒市教職員勉強会/大阪府池田高校講演/京都 花園大学講演(住職向け)/門真市人権協会・大阪両国人権協会/守口市人権協会主催講演会/早稲田摂陵中学校・高等学校/箕面市 教育委員会/和泉高等学校/枚方長尾中学校/大阪府立東高等学校/福島区民センター/東大阪市立弥生刀中学校/大阪府立豊島高校/池田氏障害者団体連合会/熊取町「ハートフルフェスタ」/大阪市立淀川工科高校(教員勉強会)/尼崎市心身障害児(者)/父母連合会主催成人式典/伊丹市教育委員会/宝塚市教育委員会/三田市教育委員会/三田市立けやき台中学校/三重県立四日市高等学校/伊賀市ライトピアおおやまだホール/川西町教職員勉強会/奈良東人権センター/奈良県立高田商業高校
主なメディア出演
フジテレビ「爆笑そっくりモノマネ紅白歌合戦」「ウラマヨ!」、MBS「せやねん」「VOICE」、TBS「情報7daysニュースキャスター」、サンテレビ「NEWS PORT」 他
MBSラジオ「子守康範 朝からてんコモリ!」、ABC ラジオ「武田和歌子のぴたっと。」
FMちゃお「はっぴいくれよん」、ラジオ大阪「慶元まさ美のハッピー・モーニング」 他
主な講演のテーマ
1. 自分らしく生きる
2. LET IT BE
■ 講演スタイル
・トーク&コンサート:講演60分 / コンサート30分
・講演のみ:90分
■ 講演の流れ 例(60分)
自己紹介
LGBT について(資料使用)
保育所の頃の違和感
小学校の頃の出来事違和感
中学校の頃男性に体が育つ違和感
性同一性障害という言葉との出会い
母親へのカミングアウト
高校時代のエピソード
卒業後女性らしく生きる
20歳自分らしく生きる
LGBT の現状について思うこと
■ ライブ(30分)
※選曲は客層などで調整いたします。ご相談ください。
セットリスト(学生向け一例)
旅立ちの日にイントロ
とびらあけて(アナと雪の女王)
オリジナル曲
365 日の紙飛行機(AKB48)
オリジナル曲
ひまわりの約束(秦基博)
オリジナル曲
セットリスト(一般向け一例)
とびらあけて(アナと雪の女王)
オリジナル曲
愛燦燦(美空ひばり)
365 日の紙飛行機(AKB48)
オリジナル曲
糸(中島みゆき)
オリジナル曲
ギャラリー
聴講者の声
■高等学校での講演聴講者の声
- 悠以さんのお話を聞いていて1番印象に残ったのが、セクシャルマイノリティは“個性”だと捉えるとおっしゃっていた事です。個性って捉える考え方はすごく素敵だなと思ったし、LGBTについて知らない人がいたら『ああ、これは個性なんだ』って捉えてくれたら、もっとLGBTの方たちが暮らしやすい世界になっていくのかなと思いました。
- 無意識に言うことは罪悪感がないから怖いというのは本当にそうだと思ったし改めて自分の言動を振り返り今後どういった声かけや行動を取れば良いか考えるきっかけになりました。今日学んだことを忘れずにLGBTの人と出会った時、悠以さんの言葉を思い出して相手を傷つけないように、そして仲良くなりたいと思います。
- LGBTの方々へ偏見を持っている人の1人でした。なぜならLGBTの方の事を全然知らなかったので、男の人が男の人のことを好きになる、女の人が女の人のことを好きになることは普通でないことだと思っていたからです。理解してもらえずに、働くことが出来ない人もいるという現実を知りました。このような社会を作り上げている人の1員が私なのでそのことが悲しくなりました。一刻も早くそのような理由で困っている人が1人でも少なくなったら良いなと思いました。悠以さんが自分で自分が性同一性障害だという自覚をするまで、周りにカミングアウトするまで、私たちが想像する以上に苦しまれたと思います。それから周りにカミングアウトしてから新しい人生をスタートされて、今は歌手として活動されていてお話の最後に「今の自分大好き」とおっしゃられて、すごく幸せそうでとても輝いて見えました。歌声とても綺麗で素敵でした。感動しました!
- 私たちの最終目標、願い「LGBTの方と壁のない世界を作りたい」という想いがさらに深まりました。そのために、悠以さんにしていただいたお話、ほかの方の意見や考えを聞いて、さまざまな角度から考え話し合い、沢山の知識を身に付け、その身につけた知識を周りに発信していき、周りの人の考え方が変わっていきこの最終的な目標、願いに近づけて行きたいと思います。
- 性同一性障害の人は40人に1~2人いるというお話を聞いて驚きました。性同一性障がいのように障がいという言葉が入っていることが壁を作ってしまっています。これは性同一性障がい以外もそうだと思います。誰にでも可能性はあるととらえ、もっとLGBTの方と壁のない社会になってほしいです。悠以さんの歌はLGBTの方を含めた人に希望を与えると思います。
- 高校時代の恋愛の話を聞かせて頂きました。悠以さんの場合は好きな人が男友達という複雑な関係です。本当に苦しかったと思います。自分の気持ちを伝えたくても嫌われるんじゃないかという思いもあったんだろうなと思いました。そういう相手への気持ちも違うと言うことを知りました。悠以さんの歌を聴かせて頂きました。すごい声もパワフルで力強いなと思いました。作詞作曲された『彼女』という歌は、実体験のことが書かれていて、うるっとしてしまいましたLGBTは悪いことじゃないんだよっていうことを全ての人に知ってもらいたいと思いました。
- 今回の講演会を聞かせていただき学んだことが大きく分けて2つありました。1つは、新しいことよりも昔のことを学ぶということが新しいものを作り出すことにつながるということです。基礎をしっかり学ぶことによって応用の知識を身につけることができることが理解できました。2つめは、仕事ができる人は怖いと言うことです。その人がどうして怖いのかということは考えたことがなかったですが、仕事に熱意を持っているからと納得できました。