佐野有美氏の講演会講師レポート・感想文
一般市民を対象にした人権啓発講演会に、車椅子のアーティスト 佐野有美さんをお招きし講演会を開催しました。
「障がいを持った体に生まれて ~差別・偏見のない社会へ~」と題してお話しいただきました。
佐野有美さんは先天性四肢欠損症で生まれ、あるのは短い左足に3本の指のみです。
小中学校は通常学級で過ごし、高校は私立高校に入学。高校在学中はチアリーディング部に所属し、“車いすのチアリーダー”として話題になりました。
卒業後は、声を使った仕事に就きたいという夢からボイストレーニングを受け、ラジオのパーソナリティーのアシスタントなどを経験。また事務員としての就職を経た後、本格的に講演活動をスタートする。
2011年6月には、自らの詩集「あきらめないで」から選ばれた詩が曲となり、TEICHIKU ENTERTAINMENTよりCDデビュー。
2017年に結婚し、2020年には第一子となる長女が誕生。
現在は、個人事務所「佐野有美事務所」を設立し、子育てを中心に行いながらテレビや雑誌などメディアの取材、講演活動、公式YouTubeチャンネル「佐野有美〜四肢欠損ママの日常〜」などで、唯一ある声を使って多くの人にメッセージを届けたいと積極的に活動中です。
いただいた感想を一部抜粋してお届けします。
聴講者感想文
- 伝えないとわからない」自分へのメッセージだと感じた。伝えることの大事さを教えていただいた
- 「困っているときはお互い様」という基本的なことが普段意識していないのを具体例で気づかせてもらえてありがたかった。とても明るくいきいきとされており、内容もわかりやすく感動した。「心のコミュニケーション」「心のバリアフリー」は、一人一人が大事に自分も人を助ける側にならないといけない。いつか自分も障害者になるかもわからないので相手の気持ちをいつもわかるようになりたい
- 人権啓発について、自分のできることから実践していきたい。健常者の私にはもっとできることがあると思った。
- 「ありがとう」「笑顔」「支え合い」「絆」この言葉にとても感動した。「ありがとう」こどばの大切さを改めて知らせていただいた。
- ポジティブシンキングと人とのつながり(絆)を大切にする気持ち、他者への感謝の気持ちで人生を切り拓く姿に感動した。
- 心のバリアフリー、言葉を大切にし、心を込めて発するように心がけたり、左足の3本の指で箸をもったり、字を書いたりオムツを替えたり。その裏には計り知れない努力があったことだと思う。佐野さんは日本の宝。大変でしょうが日本全国を駆け回って佐野さんの豊かな笑顔、人権感覚を広めていってほしい。
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佐野有美さんは、夢・チャレンジ、命・絆・家族、障がい・障がい者、人生・いきがい、青少年育成などをテーマにした講演におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。
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