
さの あみ
佐野 有美
- 肩書き
- 車いすのアーティスト
- 出身・ゆかりの地
- 愛知県
この講師のここがおすすめ
車椅子のアーティストの佐野有美さんは、生まれつき手足の欠損というハンディがあるからこそ語れる『あきらめない心』『感謝の気持ち』『チャレンジ精神』など、さまざまな想い-彼女だからこそ感じられる人々のやさしさや愛情、勇気、希望を講演でお話します。
プロフィール
生まれつき手足の欠損というハンディがあるからこそ語れる『あきらめない心』『感謝の気持ち』『チャレンジ精神』など、さまざまな想いを講演やメディアを通じ精力的に発信中。
1990年生まれ。愛知県出身。先天性四肢欠損症で生まれ、あるのは短い左足と3本の指のみ。
高校在学中、チアリーディング部に所属し、地元マスコミで話題となる。高校卒業後、事務職を経験したのち、本格的に講演活動を開始。その後、声をいかしアーティストとしても脚光を浴びる。
2011年6月、自らの詩集『あきらめないで』から選ばれた詩が曲になり、㈱テイチクエンタテインメントからCDを発売。アルバム「あきらめないで」は2011年、第53回、輝く!日本レコード大賞の「企画賞」を受賞。リリースした曲はすべて自身の作詞によるもので、多くの人に歌で気持ちを伝えたい、と意欲を見せる。
現在、テレビ・新聞・雑誌などメディアの取材や多方面から歌や講演依頼を受ける。
2015年には、東京コレクションでモデルとして起用され、NHKドラマのヒロインとして抜擢され演技でも高評価を受ける(Eテレバリバラ特集ドラマ)。
講師からのメッセージ
私は手足がなくても笑っていられます。それは目標をもって毎日を楽しく過ごしているから。人にはそれぞれ役割があってこの世に生まれてきます。この体で生まれてきた私だからこそ感じられる人々のやさしさや愛情、勇気や希望など、笑顔を通してみなさまに届けたいと思っています。
CD
シングル『キミがいてボクがいる』『歩き続けよう』
アルバム『ドリーム』『あきらめないで』
主な講演のテーマ
特別じゃない、ふつうの女の子”として歩んできたこれまでを語る
1. 私が「夢」を語るなら ~どんな状況でも夢をもつ大切さについて~
2. 私が「出会い」を語るなら ~出会いの素晴らしさと支え合いについて~
3. 私が「ありがとう」を語るなら ~心の底から感謝の気持ちをもつには~
4. 私が「母」「家族」を語るなら ~家族の大切さ、母の存在とは~
5. 私が「障害について」を語るなら ~差別・偏見のない社会にむけて~
6. 私が「あきらめない心」を語るなら ~マイナスをプラスにして努力する~
7. 私が「出会った先生・医療者」を語るなら ~教師・医療者の役割とは~
カテゴリー
著作紹介
ギャラリー
聴講者の声
- 登壇されて早々、笑顔がかわいらしくて元気をもらいました。そして、胸がいっぱいになり、今悩んでいることへの希望となりました。
- 人として大切なことを学びました。正直に申し上げると「障害者はどこか自分と違うもの」と線を引いていました。しかし、佐野さんのお話を聞いて、「みんな違ってみんないい」とはじめて心から思えました。
- 心から感動しました。美しい心、美しい声、美しい笑顔に涙しました。人はこんなに強く、明るく、立派に生きられるのかと、自分を反省しました。私は88歳。残り少ない人生ですが、最後まで明るく、強く生きようと思わせていただきました。
- 自分がやってみたいと思ったら、諦めないで頑張る。こんな頑張り屋さんにお会いしたことがありません。素晴らしい人がいるものだなと感心しました。
- どうしてだろう。話を聞いていると、パワーをもらえて、ハッピーな気持ちになっている。笑顔と明るさがこのパワーの源ですね!
- 明るく笑顔が素敵な方で、挑戦する気持ち、あきらめない気持ちを持ち続けることを教えて頂きました。話がとてもお上手で引き込まれました。障害という、暗くなりがちな内容を、前向きに、楽しく話してもらえてとても良い講演会でした。
- 佐野さんが「助けられるだけの存在から、自分でも誰かの助けになれるはず!」と、自分のできることを探して奮闘されたお話にとても感動しました。私は私のできることをしっかりやっていこうと思えました。
- あきらめずに生きててよかったとおっしゃる有美さんの姿に涙しました。