市岡裕子さん 講演会講師 レポート
大阪府内の社会福祉大会にて、市岡裕子さんの講演会を開催しました。
講演テーマは、「誰かがあなたを必要としている ~すべての人生には目的がある~ 」です。
講演会ではピアニスト・大久保和慧さんの伴奏による歌と、お話しを交互にしていただきました。
市岡さんは16歳の時に母親のうつ病による自死を経験され、その後も弟の死、父親のアルコール依存症等、若い時から様々な苦難を経験されてきました。毎日世話をすることの疲れや心の傷を抱えて、自分を大切にすることを学ぶ機会を失ってきたそうです。
家族の世話に追われる中、自分の生き方や夢を探しに逃げるように渡米された時も罪悪感や心配、恐怖を抱えておられました。しかし、ニューヨークの黒人教会でゴスペルに出会ったことで、自分の生きがいを見つけられました。また、どうしようもなく辛い時でも、幼少時からの恩師、親友、アルコール依存症の家族の会の方、黒人教会のシスター等たくさんの人に支えられてきたからこそ、自分が苦難を乗り越えられてきたことを実感されたそうです。どんなに辛い時でもあきらめてはいけない!
自分を大切にする事が出来る人が周りの人を心から大切にする事が出来きます。 「自分の大好きなことだけ毎日30分だけしてください」 「自分のいい所を5つ数えてください」 波乱万丈の経験をされてきた市岡さんの言葉はリアルに心に届きます。
音楽の方でも生ピアノの音色に乗せて、祈りや愛、苦しみを描いたゴスペル音楽を6曲唄っていただき、パワフルな歌声で来場者様に元気を分けていただきました。ご経験された数々の苦難に対する感情が込められているからこそ、人々に感動を与える歌になるのだと思いました。 閉会後、会場を去る来場者様も感想を言い合っていました。
「歌も凄かったし、めっちゃええ話やったなぁ」
生きがい、福祉、人権、心のケアなどをテーマで講演会をお考えの方にお薦めの講師です。是非、コーエンプラス㈱オフィス愛までお問い合わせください。
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投稿担当:オフィス愛 営業 上 田 晋 司