道上洋三さん 講演会講師 レポート
12月4日~12月10日は第69回 人権週間です!
人権週間とは? 1948年12月10日、国際連合総会で世界人権宣言が採択されました。そのことを記念して、国際連合は毎年12月10日を「人権デー」定めました。そして、この日に全ての加盟国及び関係機関が、人権活動を推進するための諸行事を行うよう、要請しました。 日本では、1949年から毎年、12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を、「人権週間」と定めています。そして、その期間中、全国各地においてシンポジウム、講演会、座談会、映画会等を開催するほか、メディアを利用した集中的な啓発活動を行っています。
そんな人権週間真っ只中の12月6日、朝日放送パーソナリティの道上洋三さんによる人権講演会が開催されました。 テーマは「パーソナリティ奮闘記 ~出会いに感謝~」。
自分自身が輝いて生きること
道上洋三さんは関西の大人気長寿ラジオ番組 「おはようパーソナリティ道上洋三です」 のメインパーソナリティを務められています。
この番組は今年なんと40周年。
講演では、この40年間の番組の軌跡を語られました。
道上さんが番組を担当している40年間は山あり谷あり。
長い長い40年の間には、ご自身が大病を患われたこともありました。
その時、ご家族、お医者様、看護師様など、本当に多くの方々に助けられました。この経験を通じて “まわりに生かされている自分” に気づき、 「命を大切にすること、輝いて生きること」 の大切さを学ばれたそうです。
「遠くの親せきより、近くのラジオ」
阪神淡路大震災のときもオンエアをしていた道上さん。
「大震災の中、ラジオができることは?」
と考え、必死に避難に必要な情報を伝え続けましたが、かえって混乱を招いてしまう結果に。
しかし、そんなとき、ある女性の話が道上さんのラジオに対する考えを変えました。
その女性は、震災発生後、自宅が倒壊してがれきに閉じ込められてしまいました。
しかし、到着した救助隊が女性に気づいて救助。
救助隊員が気づいた理由は「ラジオの音」が聴こえたことでした。
女性は、道上さんの番組を聴くのが日課。
震災当日もいつもと変わらず早くからラジオをつけていたそうです。
また、女性の親族の方は遠方にいて、すぐには駆けつけることができない状況でした。
そんな女性が道上アナへの伝えてと頼んだ「遠くの親せきより、近くのラジオやねえ」という言葉と感謝の気持ち。
何をやってもうまくいかなかった時に聞いたこの言葉が本当にうれしくて、改めてラジオの存在意義を感じた瞬間となったそうです。
道上さんの講演は、さすがベテランラジオパーソナリティ、笑いあり涙ありの素晴らしいお話でした。
道上洋三さんは、命、絆、家族、闘病体験、生きがい、ライフスタイルなどの講演会にぜひおすすめしたい講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。
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