安藤和津さん 講演会講師 レポート
2月4日、医師会主催「在宅医療・介護連携シンポジウム」にて、 エッセイスト 安藤和津さんの講演会が開催されました。 演題は「介護から学んだ大切なこと ~認知症の母と過ごして~」。
講演では、認知症を患った母親との出来事や思い出を語っていただきました。
認知症になり、安藤さんだけでなく、夫や娘、他人や物にまで当たるようになったお母様。 ピアノの先生に未払いの月謝を催促され、先生の顔に向かって札束を投げつけたり、 電話の子機やテレビのリモコンの操作がうまくいかないと、床に叩きつけて壊してしまったり。
安藤さんは、豹変していく母に耐えられず、 「あんたのせいで家族の関係にもひびが入りそうだ」 「あんたは悪魔だ!クソババア死ね!」 と言葉を投げかけることもありました。 しかし、認知症のお母様を受け入れることができるようになった安藤さんは、心身共に支えてくれた夫へ感謝の気持ちを持つことができるようになり、ご家族との絆はより一層強くなっていったそうです。
安藤和さんは、食についても触れられ、「食」は「人」「良」と書くように、人は食べ物によって身体がつくられ、心がつくられると、食の大切さについてもお話されました。
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安藤和津さんの講演は、介護・認知症 看護・在宅医療 男女共生・ワークライフバランス、食育、生涯学習・いきがいなどをテーマとした講演会におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。
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