講演会講師 蓮池薫さん 講演レポート・感想文
大阪府内の聴覚障者支援団体のチャリティイベントにて、講師に新潟産業大学経済学部准教授の蓮池薫さんを招いた講演会が開催されました。
その関心度の高さから、開場時刻の1時間以上前からたくさんのお客様が列をなし、会場は臨時席を用意するほど溢れんばかり。
講演テーマ「夢と絆」
講演の前半では、2002年の日朝首脳会議から現在に至るまでの拉致問題をめぐる主な出来事について、北朝鮮の思惑を推測しながら解説され、6月に開かれた米朝首脳会談を念頭に、(北朝鮮が非核化に動くためには)拉致問題を解決することがメリットがあることを示し、生存情報をつきつけ全員奪還をめざす姿勢が必要であること。そのためには情報収集の必要性としたたかで強い交渉が重要であることを訴えれられました。
3つの大きな流れの中で
後半は、1979年の「レバノン人女性拉致事件」、1987年の「大韓航空機爆破事件」、1990年代の社会的事件(ソ連の崩壊、金日成主席の死亡、大飢饉)という大きな出来事を通じて、変遷する北朝鮮の外国人拉致の目的と拉致被害者の置かれた状況をご自身の体験とともにご講話されました。
1978年、地元・柏崎で起こった形容し難いほど悲惨な拉致被害から人生を翻弄されることになった蓮池さんの「夢と絆」に込められた想いと力強いお話に、多くの方が胸を打たれ、開催後のアンケートでも大反響を呼びました。
拉致問題を解決するために一番大事なことは我々が事件を忘れないこと。風化をさせてはいけません。そのためにも、経緯や現状について学び知ることが大事だと思います。
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投稿担当:オフィス愛 営業 上 田 晋 司