日向亭葵さん 講演会講師 レポート
講演の特徴は「一粒で二度、三度おいしい」
大阪府内の寺院にて、講演会を開催いたしました。
講師 日向亭葵さんは理学療法士で落語家という日本で唯一のお笑い理学療法士。専門的な知識を、巧みな話術と独自考案された「エアリハ体操」を交えたワークショップ形式(参加型)でお届けするので、頭と身体で学べる講演会。さらに落語付き!
笑って、学んで、汗ばんで、そしてまた笑って、と楽しんでもらえること請け合いの講演会です!
講演「“笑”涯現役を目指す!エアリハ健康術」
「エアリハ」とは日向亭さんが考案された道具を使わないで行えるリハビリテーション。NHKでも取り上げられて全国で話題沸騰中!
本件では60代以上の檀家さんを中心に、皆さんの関心が高い「認知症予防」をテーマにご講演していただきました。ちなみに、この場合のエア{air}は空気という名詞ではなく「想像上の」という形容詞。エアギターを思い浮かべていただければ分かりやすいかと。
例えば腕を引くという動作でも、重い物をひっぱるという想像を加えるだけで、あら不思議。同じ動作をしているのに、筋肉が本当に物をひっぱったかのような疲労具合を呈します。つまり、重たい物を持つというリスクやそもそも物を用意する必要もないのです!
エアリハ体操&音楽療法
二つの課題を同時に行うことは認知症予防に最適なリハビリだそうです。本件では座ったままの体操より、難易度の高い音楽(リズム)に合わせた体操もご紹介いただき、皆さんにも実践していただきました。
手や腕を振り、足踏みをして、タイミングも併せて・・・と皆さん四苦八苦。でも大事なのは、できることではなく、楽しむこと。皆さん、汗をかきかき笑顔が溢れていました。
落語鑑賞=脳トレ
ところで、日向亭さんの講演においては、落語は重要なモチーフとなっています。なぜなら、落語は鑑賞する側が自然と想像力を働かせるからです。有名なのでいうと、扇子を使った蕎麦食い(関西ならうどん食い)でしょうか。演者の表情や音、しぐさを見て、我々は実際に蕎麦をすすっているイメージを頭で作っている訳です。つまり、落語を鑑賞することは、笑って楽しんだだけ、脳を鍛えていることになるのです。
日向亭葵さんは認知症予防、転倒予防、健康生活、生涯学習などをテーマにした講演会、福祉大会、健康フェア、職員向け研修や、レクリエーションとして敬老会など、高齢社会における様々な講演会企画におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。
※ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。
投稿担当:オフィス愛 営業 上 田 晋 司