蓮池薫さん 講演会講師 レポート・感想文
奈良県内の人権教育推進事業にて、『夢と絆 ~24年間拉致されていた事実~』と題し講演会を開催。講師は、蓮池薫さん。
講演では、実際に拉致にあった時の生々しいしい状況・・
24年間もの間北朝鮮で強いられてきた暮らしぶり・・
楽しかったことや生きがい、自由を一瞬にして全てを奪われた事実、その中でもなんとか言葉を覚え、一緒に拉致された彼女との再会を果たし、日本には戻ることは一生ないという絶望感の中でも、たくましく生き抜いてこられた壮絶な体験と拉致問題の経緯や現状を熱く語っていただきました。
いただいた感想を一部抜粋して掲載します。
- 「北朝鮮」の現状を知りたくて、蓮池さんの本を読みました。現在は、特にロシアがウクライナに侵攻して大変な事態になりましたが、上に立つ国の指導者が独裁者である場合は、国民の置かれている位置は今回の講演にあるような人権問題、同じ問題が国民全体に及んでいることを恐ろしく思います。民主的な国造りが一番だと思います。
- 蓮池さんの経験の凄まじさ!真実を話す機会は今後も続けてほしい。日本人はあまりにも平和の中で、考えることをしていない。危険はすぐそばまで迫っているのに。報道の自由と言っているが、日本くらい、グレーな国は珍しいのかも。まだまだ知らないことばかりだと感じた。
- 「夢と家族との絆を奪われた」正直ビックリしました。日本では当たり前にあるものだからです。子供たちにもこの話をしっかり伝えようと思います。大変な生活ご苦労様でした。
- 蓮池さんの生々しい24年間の拉致生活や時代背景が、実感として身に染みて理解できました。ありがとうございました。来て下さって感謝します。
最後のロシア=ロシア人民では無いのように、北朝鮮上層部=北朝鮮人民でないという言葉が強く響きました。
- 拉致というものは一番卑怯なものです。1日も早く拉致された方々が日本へ帰られますように。
- 日本での差別的対応についてもっと教えていただきたかったです。日本社会は日本人に優しいというのはショッキングな言葉でした。このように感じざるを得ない背景を知りたかったです。(60代)
- 貴重な話をありがとうございました。最初は、「映画の話を聞いているの」というような、想像するのも難しい話でした。
蓮池薫さんの語る口調から、それが間違いなく現実であることが少しずつ自分の中に入ってきました。自分ができる事は多くありませんが、知ることによって社会は変わっていくと信じています。自分としても今日のような機会を多くもち、学んでいければと思います。今日はありがとうございました。
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