山本文子さん 講演会講師 レポート

2018.03.16

2018.03.16

いのちの講話
―地域と関わる子育ての話

香川県高松を拠点に、全国各地で命の尊さを広める活動を行っている助産師、山本 文子さんの講演会が兵庫県宝塚市の福祉センターで開催されました。演題は「地域おこしの原点は、家庭であり、いのちである」

高知の“はちきん”らしく、はっきりとまっすぐな言葉で、これまでに体験されてきたこと、心に残った出来事などを中心にお話いただきました。

子育て中のお母さん、保育士の方が足を運んでくださいました。中には男性の姿もあり、関心の高さがうかがえました。 

『性』は“心”が“生きる”こと

思春期の子どもたちの心理や、学校の性教育の現状を分かりやすく事例をあげながら、 「性教育は、心が生きる、命の教育であり、性器教育ではない」 「性抜きにして、生はあり得ない。いのちの教育は子どもたちが生きるために必要不可欠なこと」 と、強い情熱をもって語られました。

この他、お寺で高齢者を前に性についてのお話をした時のこと、親からの虐待を受けて育った子たちとの手紙のやり取りのことなど、20年以上にわたって続けてきた全国各地のエピソードもお話頂きました。

伝えたい3つのこと

子育て中のお母さんたちに、これだけは覚えて帰ってねと山本さんがおっしゃったことがあります。

一つ、授乳中の写真を撮っておくこと。
二つ、母子手帳をしっかり書くこと。
三つ、毎日抱きしめてあげること。

反抗期が来たとき… 親元を離れたとき… 子どもたちが困ったとき、悩んだときに思い出せる繋がり・ぬくもりを残してあげることが命のあたたかさを伝えるには一番いい方法になるのだそうです。

「母子手帳書いてないお母さんがいたら、今からでいいから書いてあげてね!」
ニッコリ笑っておっしゃっていた姿が印象的でした。

山本文子さんの講演は、いのち・家族・絆、青少年育成・性教育、教職員研修、福祉、まち・地域おこしなどにおすすめです。

>山本文子さんプロフィール

※講演料・講師に関するお問い合わせはこちらのフォームもしくは電話06-6456-5666からお気軽にご連絡ください。ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介しております。

株式会社オフィス愛 コーエンプラス
代表 森本 啓仁

はじめまして、コーエンプラス代表の森本です。私たちは、10,000回以上の経験とケーススタディをもとに、講演会の成功と講師紹介のコンサルティングをおこなっています。この道一筋20年の提案力をもとに、自信を持ってサポートいたします。今後も継続的な成長に努め、より多くの方を講演会の成功に導けるよう、質の高い情報をお届けします。

講演会・講師紹介のご相談、
お問い合わせはお気軽にご連絡ください。
私たちコンサルタントがサポートいたします。

講師登録は無料です。
登録をご希望の方は下記よりお進みください。

講師を氏名・キーワードで検索する

閉じる