原千晶さん 講演会講師 レポート


先日、兵庫県内にて、タレント原千晶さんの講演会が開催されました。
講演テーマ「2度のがんを経験した私が今、伝えたいこと」と題して、
自身の患った「子宮頸がん」について、経験談をもとに分かりやすくお話して頂きました。

がん宣告

原千晶さんは、第21代クラリオンガールとして芸能界デビュー。
以降、雑誌や TV などを中心にタレントとして活動。

しかし30歳になってすぐに、体に異変が起き、一部子宮の入り口を摘出する手術を受け、検査した結果、子宮頸がんと宣告されました。
医師からは、「今だったら子宮を取るだけで助かりますよ」と手術を進められましたが、自身が選択したのは、子宮を残すという選択でした。

理由としては、未婚の状況で子宮を失うことの怖さもあったそうですが、何よりも子宮頸がんという病気をきちんと正しく理解し、
病気をしっかりと治すという認識が欠けていた事だと今でも後悔していると語られました。

医師と相談して子宮を残す条件として、月1回の検査と面談をすると約束をされたそうです。
2年が経ち、異変がなかった為、検査に行かなくなり、自身の判断で5年が経てば治ると思い込んでいたそうです。

2度のがんの経験から

ところが、5年が経とうとしていた3ヵ月前、また、体に異変が起きてしまいました。
病院で検査したところ、がんは子宮体部にも確認でき、更に検査に行かなくなっていたので、
子宮の入り口や、リンパ節にも転移を起こしており、最終的な診断は、子宮体部類内膜腺癌ステージ3cと告げられました。
大きな手術をしないと助からないと医師から宣告され、半年間お仕事を休み治療に専念しました。

もうすぐ、治療から10年を経過しようとしています。
原千晶さんがとにかく伝えたいのは、がんの早期発見早期治療ということ。
検診を受け、転ばぬ先の杖をついて自分の体を守って欲しいということだそうです。

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原千晶さんの講演は、いのち・絆・家族、闘病体験、健康などのテーマにおすすめです。

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