木原孝久さん 講演会講師のご紹介
昔のような密接な近所づきあいが薄れてきた昨今。
ご近所さんとの関係はあまり深入りしないものになりました。
このような状況に福祉の観点から警鐘を鳴らし、これからのまちづくりを提唱されているのが、本日ご紹介する住民流福祉総合研究所代表 木原孝久さんです。
”助けられ上手”なろう!
助け合いがされなくなってきていると言うけれど、困った時に助けを求めれば10人中9人は助けてくれます。
助けを求められないと、助けても良いのか判断に困るもの。
逆に、困ったときに助けを求めることができる人は、百人中ほんの数人です。
助け合いが始まらないのは、みんな「助けられ下手」だったからなのです。
誰もが、困ったときに周りの人に助けを求めることができるようになれば、助け合い、支え合いのまちをつくることができます。
「助けられ」も立派な「福祉活動」!
人は、「心の賃借対照表」のバランスをとって生きています。
助けられるばかりだと「借り」ばかり増えていく気がする。
意外かもしれませんが、当事者の立場なら「できれば助けられたくない」と考えるのです。
なぜなら、「借り」を返せないので、助けられるたびに自分自身の尊厳や誇りが打ち砕かれる気がするからです。
その状態を打破するためには、手助けが必要な人が周囲の人に対して何ができるかを考え、実際に行うことが大切です。
また、人に助けられたくないと考える人でも、同じ悩みを抱えた人同士ならば、悩みを話したり、お互いに助け合ったりしやすい。
そのため、当事者団体を作ったり、今あるグループに加入したりすることも大切です。
ご近所人脈福祉圏をマップで浮き彫りにしよう!
住民は小学校区、町内会ではなく、住民同士、お互いの顔の見える50世帯ほどの「ご近所人脈福祉圏」で福祉人脈ができています。
その人脈を見つけ出すために、地図上で「舐めるように」一軒一軒の顔を思い浮かべ、「ああ、あの人は」、「そういえばこの人は」と、記憶の中から蘇らせていく。
気になる要援護者はいるか、誰を頼りにしているか、どんな世話焼きさんがいるか、などなど。
まずは住民のふれあい支えあいマップを住宅地図におとしこんでみてください。
そして、ご近所さんみんながお互いのことを気に掛けあって、良い意味でお節介を焼くことが、住民同士の絆を取り戻すうえで非常に大切なことなのです。
木原さんは、福祉、まちづくりをテーマにした講演会にオススメの講師です。
ぜひ一度プロフィールをご覧ください。
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