具志アンデルソン飛雄馬さん 講演会講師のご紹介
外国人の人権問題
現在、日本全国で暮らす外国人は、200万人を超えていると言われています。
国際化が進む社会情勢の中で、環日本海諸国をはじめとする多くの国々との交流が進められており、日常生活においてますます外国人と接する機会が増えています。
少し前までは「出稼ぎ」と言っている時代があったのですが、今では長期滞在や永住権を希望する方が増加しており、グローバル化と言われる時代の中で、多文化共生社会を実現させることは至上命題となっています。
具志アンデルソン飛雄馬さんは1990年に家族と共にブラジルから移住。来日後、言葉や習慣がわからず、日本語がまったく離せない具志さんは、同級生からの冷たい言葉や、突き飛ばす、蹴るなどの暴力を受けました。
いじめは学年があがるにつれエスカレートしていきましたが、両親に止められていたので、やり返すことはしませんでした。ところが、中学生になったある日、我慢ができなくなり、ついには相手の生徒を殴り返してしまいました。
来日して約2年、味方はいないと心を閉ざし、暴力をふるうことで初めて自由になった気がした… 定時制の高校へ進学するも、どんどん生活は乱れて行き、その後想像もつかないような波乱万丈の人生を送ります。
「いじめ」や「差別」は人の人生を大きく変えてしまいます。
今もなお、日本には差別の問題がいろいろあります。多民族が共に生きて行ける社会、お互いを尊重し共存していける社会をつくっていくためには、「一人ひとりが理解していく」ことから始まっていくと思います。
具志さんは、自分自身の波乱万丈な体験や、言葉が通じないのはどういく感覚なのかを、ジョークを交え映像や写真、音楽などを使い、「差別がいかに多くの人を傷つけるか」ということを訴えます。
幅広い主催者様におすすめ
人との出会いや、人を大切にすることの重要性、困難なことであっても決してあきらめず挑戦していくことの大切さ、差別がいかに多くの人を傷つけるか…など、数え切れない多くのメッセージを届けます。胸を打つ講演会を是非お聞きください。
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