植田辰哉さん 講演会講師のご紹介
今日は、低迷していた全日本男子バレーボールチームを、16年ぶりにオリンピックへ導くという驚異のV字回復を成し遂げた、元全日本男子バレーボール監督・植田辰哉さんをご紹介します。
五輪から遠ざかり、モチベーションは最低レベルに
植田監督が就任する以前の全日本男子バレーボールチームは、選手たちのモチベーションがとても低い状態でした。
イタリアや中東諸国などの“新興国”の台頭にあおられて上位進出が難しくなり、さらには世界ランキングで見れば格下の相手国に敗北を喫することさえ珍しくなくなっていました。
このようにして10年以上も五輪から遠ざかった結果、合宿初日に寝ぼけ眼で監督の前に姿を見せる選手が出てくるほど堕落した状態になっていました。
どん底のチームを立て直した植田さんのマネジメント力
そんなどん底のチームを立て直して、オリンピック出場を決めた植田監督のマネジメントの秘訣はなんなのでしょうか。
その一つに
『小さな成功体験で自信をつけさせること』があります。
小さな目標達成を積み重ねていかせていき、褒めることで選手は力をつけていきます。
人は「自分は期待されている」とか「必要な戦力だと思われている」と感じることで自信がつき、さらに伸びようとするものだからです。
また、出来るメンバーだけでなく、チーム全体を褒めることを大切だといいます。
組織を引っ張っていると、どうしてもリーダーはエース級の人材ばかりに目が向かいがちです。しかし、それではチーム全体の総合力は高まっていきません。「自分はリーダーから期待されていない」と感じたメンバーは意欲だけでなく、チームへの帰属感も失っていきます。
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その他にも、目標設定の方法や、叱り方、コミュニケーションの方法など、
植田さんの緻密な戦略と実践的リーダーシップは、組織マネジメントやコーチングを模索する、すべてのリーダーに聞いていただきたい講演です。
企業向けの講演会にお勧めの講師です。是非一度プロフィールをご覧ください。
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