笹森理恵さん 講演会講師のご紹介
当事者、発達障害の3人息子を持つ親として伝える
発達障害の世界
「私は発達障害のデパートです」そんな一言から、お話をスタートすると、皆さんはどう思われるでしょうか?―
笹森理恵さんは「発達障害」の、当事者・保護者・支援者の視点から、発達障害の特性や理解や対応をわかりやすく解説し、全国で講演活動・研修活動を積極的にされておられます。
笹森さんは、32歳のときに初めて発達障害の診断を受けました。
子どものころは、人の意見を中々聞かない・忘れ物が多い・情報処理が極端に苦手と、少し人とはちがう個性の強い子だったそうです。
大人になり、勤務先で上司の指示が理解できずに精神を病み、精神科で診察を受けると『発達障害』と診断されました。
3人の息子さんはそれぞれ、高機能自閉症、ADHD、自閉症スペクトラムの発達障害があります。
言葉がなかなかでない、名前を言えない― 高機能自閉症とかアスペルガーという言葉もほとんど聞かれないような時代だったので、周囲からは「様子をみましょう」「お母さんの言葉が足りないから」と言われ、自分を責めたこともあったそうです。
しかし、自分自身が「発達障害」と診断され、同時に子どもたちの「発達障害」を理解することで、自分の努力不足でないんだ、子どもたちも障害ゆえの個性の強さなんだと理解することができたそうです。
2005年には、NHK障害者福祉賞優秀賞を受賞。
2006年よりNHK教育テレビ・Eテレ「ハートをつなごう」、「ハートネットTV」、「バリバラ」を始め、日本テレビ系列「ザ!世界仰天ニュース」などに出演し、メディアでの啓発活動も積極的に行っています。
講演では、理解あるご主人と楽しい家庭に至るまでの苦悩や葛藤と、ご自身について、子育てについて、お話していただきます。
「発達障害」があっても、なくても、人はそれぞれ違います。ありのままの自己を受容し、そして相手を受け入れることが幸せにつながるのではないでしょうか。
いのち・絆・家族、青少年育成、家庭教育講演会、障がい者の人権、バリアフリー、ダイバーシティをテーマにした講演会におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。
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